こんにちは!
バンコク在住のママソムリエールです。
妊娠9か月に入りました
切迫の方は、悪化もせず過ごしています。
第1子妊娠時も今回の第2子妊娠中も切迫になった者として
医師の対応の違いを感じたので、ブログに残しておこうと思います。
ただし、タイにおいてはサミティベート病院のような大型病院でも、
医師によって処置や判断が異なることも多々あり、
「個々の医師は個人クリニックのようなものだ」と言われていたりもするので、
あくまで参考までに見て頂けるとうれしいです。
さて、日本で第1子妊娠中の私は当時仕事をしていました。
妊娠してからは座り仕事メインにしてもらったのですが、
とはいえワインショップですからお客様がランダムにご来店されるわけで、
ご贔屓頂いているお客様の対応や、混雑時に私も接客に出ないといけないわけで、
状況によっては重たいワインを運んだりもしてしまっていました。
初めての妊娠で、「仕事頑張りつつ、このまま時期が来たら産休で出産だな」、と思っていたところ、
妊娠中期で「切迫早産気味、自宅安静」で1週間仕事に穴をあけることになりました。
管理職になって10か月ほど、日々学ぶことがあって、仕事も山のようにあって、奮闘していたところでの
突然の安静宣告に愕然となりました
職場もびっくり。でもなんとか1週間休ませてもらい、なにかあれば電話でやりとりしました。
1週間後には切迫も良くなり、すぐ仕事に戻って、また奮闘する日々。
ところが、妊娠8か月でまたも切迫早産、自宅絶対安静、
そして、、、産休まで20日ほど残っていたのに、医師から
「この状態で仕事は無理です。とにかく寝てないといけないから自宅で座って仕事もダメ。というか仕事はあきらめてください。
赤ちゃんのいのちと仕事、どちらが大切ですか?
それを言われると、赤ちゃんの命です、もちろん
こうして、泣く泣く職場に「もう出勤できなくなりました。ご迷惑かけてすみません・・・(涙)」と話し、急きょ産休を早めることになりました。
寝ながらネットで調べました。
仕事していて切迫になった方々は、みなさん赤ちゃんのためにどんなに仕事が切羽詰っていても休む方が多かったです。(当たり前ですが)。
こんな感じで日本での切迫時は、
・とにかく身体を横にする絶対安静(シャワー、トイレ、食事以外)。
・リトドリン(張り止め)の服用。
という対応でした。
そしてタイでの今回の妊娠では、5か月に入ったところでもう切迫流産
「前回妊娠で切迫だったから、そうならないように無理はしないようにしよう、
でも今回は仕事してないし、大丈夫かもな。」
と、どこかで「大丈夫かも」と思っていた私に早々切迫の先制パンチが炸裂しました
ところが、サミティベの我がBoonsri先生は
「リングで子宮口を縛りましょう。安定したら、無理しない程度に普通の生活していいですよ。日本への一時帰国?どうぞどうぞ」
と言ってくれました。
私は拍子抜け
今回の切迫は子宮頸管長がかなり短く(安定期時に1.8センチ)、
日本だったら自宅絶対安静どころか、入院で24時間張り止めの点滴でベッドで横たわるくらいの状況ではないかと思い、
Boonsri先生に「入院の必要はないですか?日本ではそうなることも多いのですが」と聞いたところ、
「入院はご本人が辛いでしょう。医療の処置をして、なるべく日常の生活を送れる方が良いでしょう?」と言われたのです。
ありがたい
日本の、「なるべく自然に妊娠を継続して、正期産で元気な赤ちゃんを産もう!」もとても大切です。
そのおかげで娘は元気に生まれ、特に目立った病気もなく元気にすくすく育っています。
タイではまだ出産していないので現状での感想でしかありませんが、
妊娠中の日常生活を大切にするために医療の処置をする、薬を処方する、は
私にはとてもありがたく感じました。
もし入院だったら、娘と離れ離れになったり、主人にも負担を多くかけたり、
家族にも辛いものになっていたと思います。
あ、ちなみに、今回の切迫予防の薬は「ウストロゲン 200mg」という
女性ホルモンの膣坐薬カプセルをずっと処方されています。
日本では、不妊治療で使われるようです。
日本で切迫では「ウテメリン」「リトドリン」がメジャーですよね。
以上、切迫の日本とタイの対応の違いと感想でした