それでも、目標の、現在の二割の本だけ残すには程遠い。大嶋信頼先生の本が、使えることが分かったので、治療系とスピリチャルの狭間にある本は、かなり間引いた。
こうなると、治療系で最終的に残るのは、中井久夫先生の本と、大嶋信頼先生の本という事になるかもしれない。文体が全く対照的ではあるが、残る。もちろん、箱庭療法のスーパーバイザーの先生の本と、まだこれからのアーノルド・ミンデルの本は残る。残るかどうか分からないのは、エックハルト・トールとか、そのあたりのスピリチャル系だろう。
中井久夫先生の本は、これからまだ増える見込みであるし、大嶋信頼先生の本は、将来的には、電子書籍として残るのかもしれない。大嶋先生の本は、検索機能があった方が実用になる可能性が高い。こうなると、Kindleを入れないといけないかもしれない。
棄てにくいのは、趣味の世界の本。特に将棋やお料理は難しい。
少女マンガは、もう手に入れられないものばかりであるし、他のジャンルのマンガも削るのが難しい。しかし、寄生獣は、全巻廃棄。勿体無いし、そもそも、オレのではないのだが、どこかに行ってしまったので、会う事もあるまい。
自己啓発ものは、まだ微妙で、オレの治療が進むと有効と思われるものは残してある。逆に言えば、大嶋先生の本が実用的であるので、幾つかの自己啓発ものは残す事にした。すぐに棄てる必要はない。本棚にも収まっているし。
都内は雨。雨でも歩く。きょうは近所の手続きや用事がはかどって、iPhoneの万歩計もかなりの距離。施設をキーステーションとして、オリヅルラン型に歩く。
問題は、お金さんが殆どない事だ。施設や病院なら何とかなるのだが、先輩からお誘いの演奏会と呑み会は、交通費が片道燃料あるだけ。会場が都下なので、交通費がいる。毎度、月末あたりの交通費では泣かされる生活である。都内なら何とかなるのだが。
とりあえず、食い物さんは、激安のラーメンと、激安の納豆そばさんの材料はある。先輩からの差し入れは、殆どが、ごはんがあってのものなので、インスタント味噌汁さん以外は使い道がない。
施設で用事をいろいろ済ませた後は、スタッフさんと将棋の稽古である。遠い方の施設のスタッフさんからも、稽古をつけて欲しいと言われてしまったので、交通費がない、と言って休む訳にもいかなくなった。元所長さんから、オレの稽古の話は伝わっているらしい。
飛車角落ちでも、変化は難しい。裏定跡や、名人芸的な手順も含めると、三年かかってもおかしくない。だから、こちらも勉強しないといけないのだが、駒落ちのアプリケーションは、発売されているものがないので、これが厄介だ。とりあえず、所司先生の本を基調として、変化もそれをやる。
大変なのは、これにて下手勝勢、となって、以下の手順がない定跡を、下手勝ちに導くこと。まだ、そこはオレがヒントを出さないと難しい段階である。
お金さんあれば、ビールさんが欲しいが、それもムリなので、早くお薬さんを飲んで寝てしまう、というのはあるが、そうすると、早朝に目が覚めてしまう場合があり、飢えを感じる様になるので、食料の管理からすると難しいところだ。
さて、明日、あさってをどうしのぐのか、苦しいところである。