所  謂、  東  京  散  歩。 -51ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

KOI


 文京区の姉妹都市「ドイツ・カイザースラウテルン市」出身の
 ゲルノト・ルンプフ&バルバラ・ルンプフ夫妻のアート作品。※やばい、何も入ってこない・・・。
 “鯉”や“一角獣”や“アンモナイト”などの6点の彫刻で構成され、
 タイトルは『神話空間への招待』。
 丸ノ内線「茗荷谷」駅の近くの「窪町東公園」に置かれています。

 でも、この鯉は何?と調べると
 カイザースラウテルン市の紋章にある
「幸福のシンボル」だそうです。
 そして、鯉の額に乗っかる「男の頭部」は、
 市の名前にもある“カイザー(皇帝)”「フリードリッヒⅠ世」。
 鯉は「フリードリッヒⅠ世」の“大好物”だったみたい。
 
 “大好物”と合体して、幸せ??

 
 説明プレートには『作品に触ることもできます』とありましたが、
 触るどころか乗る場所まで作られている
 親切で強烈な“パブリックアート”です。


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sakura


 世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし 在原業平
【現代語訳】世の中に一切、桜というものが無かったら、春をのどかな気持ちで過ごせるのに(でもあるからソワソワして・・・ウレシイ)

 散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき
【現代語訳】桜はあっさり散るからいいんじゃない! この世に永遠なんてものは無いのよ~!(だから無駄な抵抗はやめなさい!)

 下は業平に対しての返歌(詠んだ人は不明)
  
 
 ブログでは皆様の素晴らしい“桜の花”のお写真を
 楽しませていただきました。
 私もお花見に行って撮影もしましたが
 花より団子でお見せできるようなものはなかなか・・・。
 そこで、お返しの一枚を撮りました。
 大きなゴミ袋の中に入っちゃってますけど・・・。

 春はとても待ち遠しかったのですが、
 桜が散って悲しいやら嬉しいやら・・・。
(渋谷区幡ヶ谷の旧玉川上水遊歩道にて)


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deep


 “生きた化石”と言われて真っ先に
 私の頭に浮かぶのは『シーラカンス』。
 初めて見た“ホルマリン漬け”も驚いたけれど、
 深海で悠々と泳いでいる神秘的な映像の
 撮影が成功し公開された時はとても興奮しました。
 現在見つかっている魚体サイズは1~2m。
 
 5mはゆうにあると思われるこのオブジェ、
 これは古生代サイズ?
 小名木川に架かる「西深川橋」の袂、
 造形作家・松本哲哉氏のパブリックアートで
 タイトルは『ゴンベッサ』。
 
 その昔、生息地の漁師は『シーラカンス』を、
 肉がまずく「使えない魚」という意味の現地言葉『ゴンベッサ』と呼んでいました。
 その価値が明らかになり高値で取り引きされるようになった現在は、
『ゴンベッサ』の意味は一転し「幸運を呼ぶ魚」に変わっているようです。

 田河水泡先生ゆかりの地、
 “のらくろ”グッズが豊富に並ぶ商店街『のらくろード』から
 すぐの場所にあります。
 ※ノルマ達成!


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taishi


 微妙な立ち位置での
 お出迎えありがとうございます。

 その恰好は朝鮮半島の有名な民族衣装
【チマ(巻きスカート)チョゴリ(上着)】かと思いましたが、
【チョゴリ】は胸の下ほどの短い丈のもので
「ようこそ」が書かれている“前垂れ”がついているものは
【タンウィ】と呼ばれるようです。
 
 この【タンウィチマ】は
 主に皇后や王妃・高級官僚の夫人などが着たもの。
 韓国料理をイメージさせる
 “赤唐辛子”色の【チマ】を着用するのは独身者なので、
 この女性は宮中の女官をイメージしているみたい。
 新大久保「コリアンタウン」にある
 韓国料理店『大使館』の駐車場入口に、
 いつもいらっしゃいます。
 
 因みに朝鮮半島の唐辛子はもともと“青”しかなく、
 “赤唐辛子”は遣唐使の時代
 日本から持ち込まれたものだそうです。
 

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SUIDO


 渋谷区が渋谷町だった大正時代、
 急な人口の増加により井戸が枯れたり
 水質が落ちたりして飲料水が不足し、
 町営の水道施設が望まれるようになります。
 
 そこで大正12年に完成したのが
 この「駒沢給水所・双子の配水塔」。
 高さは30m、8階建てのビルくらいの大きさ。
 この場所は地域の最高地点に近く、
 多摩川からポンプで配水塔に運ばれた水は
 自然流水で渋谷の地に配水されました。
 昭和初期頃までは周辺には小さな建物や田んぼしか無く、
 遠くからでもこの“双子”が見えたそうです。

 現在配水塔は非常用の水源として管理されていて
 一般人は立ち入り禁止。
 侵入者を監視するセンサーが
 厳重過ぎるほど至る所に設置されていました。


 広い敷地の給水所は住宅地に囲まれ
 なかなかよい撮影ポイントが見つからなかったのですが、
 奇跡的に“双子”が正面に見える場所が新築工事中で
 とてもラッキーなこの一枚です。
 ※毎年、都民の日(10月1日)に限って、予約制で給水所内の見学会が開催されているようです。興味のある方は是非!


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newita


 西麻布の交差点を
 青山墓地方向に向かうと
 すぐ目に飛び込んでくる
 最上階に“飛び込み台(飛び板)”があるビル。
 
 高さ30~40mはあるでしょうか?
 真下はアスファルトの道路。
 高所恐怖症の私には
 見上げるだけでも心臓に悪い!
 
 飛び板飛び込みの選手が
 現役を引退後、
 清水の舞台から飛び降りる覚悟で一念発起し
 未知の業界に飛び込み、
 アポ無しの飛び込み営業で築き上げた
 自慢のダイバーシティービル(多様性のある建物?)なのでしょうか??
 ※実は昨日の映像作品にもここが写っていました。真ん中あたりの上部、特別小さなモニターです。


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SANPO


 この居酒屋、
 テレビがこんなにいっぱいあるのに
 巨人戦やってないよ~。
 っていうかテーブルも置いて無いし~。
 
 下世話なイントロで、ごめんなさい・・・。
 ここは『トーキョーワンダーサイト本郷』という
 なんとも魅力的な名前の場所。
「東京からあたらしい芸術文化を創造・発信するアートセンター。
 アジア、そして世界のアートネットワークのハブとしての東京のプラットフォームを・・・」と
 サイトでは格好つけていますが、
 そんなに肩肘張ったことはない名前以上に魅力的な場所でして・・・。
 ※古いビルのリフォーム物件で、入口がとても狭くて入りづらいのですが・・・。

 そしてこの作品。
 モニターの数の多さや
 それが懐かしくなりつつあるブラウン管であることは二の次で、
 問題なのはそこに映っているモノ。
「千駄ヶ谷 東京体育館」「原宿 第一体育館」
「東京ドームシティ ジェットコースター」「銀座 カプセルタワービル」など諸々の
 東京を代表する有名な建物を
 備え付けカメラで撮ったムービー映像。
 その風景をよく見ていると、
 高い屋根や壁や梁や梯子を「歩く・登る・飛び越える」男の小さな動く影が・・・。
 うそ~! マジかよ~!(しかしこれが合成なんかじゃ無いのです)
 東京の見慣れた風景は瞬く間に、スリリングな冒険の舞台に大変身。
 一瞬「このお方は、東京散歩の神か?」とも思いましたが、
 これが散歩の訳もなく、
 脳ミソは既に“ほろ酔い”状態。


 この文化施設の存在自体、
 地元住民ですらあまり知らないみたい。
 格好つけてないでもう少し宣伝とか・・・、
〈入場無料〉で楽しめるのに。
 ※日曜日のお昼ですが、入館者は私一人だけ。このドイツ人ペアの作品をはじめ3階層にわたって開催中のイベントは4/29まで。急いでとりあえず見て!!


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ubu

「キモカワ」「ブサカワ」「エロカワ」、
 最近は「グロカワ」なんてのも・・・。
 どれも『カワイイの新定義』のように扱われますが、
 絶対に『カワイイ』とは似て非なるモノ。
 いっしょにしないで!!
 
 やっぱり『カワ』の
 頭に付けても良いと思うのは、
 男の理想のこれ「ウブカワ」!

 でも本人は案外、
 その特別な「かわいらしさ」に
 自分では気がついていなかったりして・・・。
 それがまた何とも可愛くて・・・。

 見つけた瞬間、
 体に電気(日立or三菱の)が走りました。
 
 ※“うぶい”=生まれたままのように、世間ずれしていない、ういういしい。「ウブカワ」は、残念ながら漢字では「生川」と書くみたい(TωT)


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gard


「渋谷」駅近くの246(玉川通り)は
 横断歩道が無くて渡れる場所がとても少ない大通り。
 上には首都高が走っているので歩道橋も造れず、
 代わりにこんな横断用の“地下通路”があるのですが・・・。

 黄色と黒のハードル(A型バリケード)が
 6車線+中央分離帯の長い距離、
 “ランウェイ”を見つめる観客のように
 隙間を置かずズ~と並んでいます。

 人を守っているのか? 人から守っているのか?

 この近所で多発する“ペンキ&シール”による
 落書き防止策の柵・・・? とも思いましたがさにあらず、
 どうもコレは地下通路で寝てしまう
 “野宿者”を排除するためのモノのようです。
「追い出しやめろ~! 寝場所を返せ~!」と
 シュプレヒコールをあげる支援者団体のデモも
「渋谷」駅近くで見たことがあります。
 でもコレがあるから、か弱い女性が一人でも通れるワケで・・・。

 おシャな「渋谷」らしく、
 もうちょっとおシャな解決方法は無いのかな~。
 ※「ランウェイ」はファッションショーで観客席に細長く突き出た直線の舞台のことです、一応・・・。


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kagai


 ピアノの絵は全て小学校2年生の作品。
 初め見たとき、
 色のインパクト・ポイントがある構図・
 そして何よりもその統一感に感動すら覚えました。

 でも、なにかスッキリとしない小さな違和感が・・・・。
 6人のそれぞれの個性は?
 何か与えられた枠の中だけで動いている感じがします。
 そういえば見切れている右の3つの作品も同じ・・・・。

 今の小学校の図工の時間では、
 先生が用意した作業工程通りに進めないと
 注意をされ低い評価になるとか。
 モノを創造するときは
 ひとり一人の個性が一番大切で、 
 大人が変に教え込まない方が・・・・。
 
 美術の先生は
 RCサクセションの
 “僕の好きな先生”くらいのアバウトさが
 個人的には一番理想だと思うのですが、
 時代は許してくれないのでしょうネ。

 子供たちの感性と創造性を養うことを目的とした
「光が丘 J・CITYアート展」にて。


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