所  謂、  東  京  散  歩。 -48ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

WASHITU


 目黒区立駒場公園の中にある「旧前田侯爵邸」。
 洋館は昭和初期のモダンで豪華な邸宅ですが、
 その裏には「渡り廊下」で繋がり使われていた
 “和館”がひっそりと建っています。
 住居ではなく“迎賓館”として使われていたモノで、
 1階部分のみを現在一般公開。
 
 天井や欄間は豪華な造り。
 しかし当時の“ふすま絵”は美術館に移動し
 床の間には1幅の掛け軸も無く
 花瓶などの置物も全く置かれてはいないため、
 広い室内は変に空きが目立ち
 主を失った寂しい感じは否めません。
 
 この時はお客さんも少なかったので、
 ゆっくり鑑賞するため
 和室の畳に座ってみました。
 縁側の外には光を集て輝く日本庭園
 低い視線で眺めてみると、
 そこだけはなにも変わっていないのではと思える風景が・・・。

 旧加賀百万石・前田家が隆盛を誇った当時の
 “至福の時間”を一瞬味わえた気がしました。


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kasuga


 杉並区にあった「ここは〈遊歩道〉だから、 乗り物は“熊”だって通っちゃダメ!」の看板。

 なぜ“熊”なのかということより、
 気になったのはその“金太郎”のポーズ
 左手の人差し指を立てて胸を張るこの姿は
 紛れもなく杉並区在住の有名人
 あの“春日さん”ではありませんか?
 
「オードリー春日」「自宅」で検索すると
 住所が出てくるとネタにしていますが、
 それもあながち冗談でもないようです。
 
 こんな所で地元に貢献?
 でもどうせなら、前掛けは“ピンク”にして欲しかった~!
 ※禁止の印が小さくて「前掛け禁止」にも見えます。


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SAW


 “ノコギリ”は「西洋」と「日本」では大きな違いがあります。
 押して切る「西洋仕様」に対し、引いて切る「日本仕様」。
 
 この違いは“剣”にもいえることで、
 突いたり叩いたりする「西洋の剣」に対し、
「日本刀」はソリがあり引いて切る武器です。
 スポーツについても、
 押しまくる「アメフト」や「ボクシング」に対し、
「柔道」や「相撲」は引く力も重要。
 これは「白人」と「日本人」の
 筋肉の付き方の違いによるという説も・・・。
 ※私は生粋の日本人なので、全く“押し”が強い方ではありません。
 
 
 因みにこのビルは、
 立派な“歯”の大きさから「縦引き用(木目に沿って切る時に使用)」だと思われます。


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KETA


 なに~! 首都高「羽田線」が
 途中で途切れている~??
 
 
 この橋は日本では珍しい「可動橋」。
 航路を確保するために考えられた仕組みで、
 “勝どき橋”のように跳ね上がるのではなく
 平行に回る旋回方式です。
 開通から8年経った1998年に
 交通量の減少などを理由に使用停止となり、
 将来の交通増加に備えて開いた状態で放置されています。
 
 見れば見るほど不思議な景観ですが、
 この状態でも「ブルース・ウィルス」なら
 どうにかして強引に渡ってしまいそうな気がする、
 スリリングな魅力があるです。


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gold


 散歩をしていると
 時々“意外な発見”をしたりするわけで・・・。
 
 写真は靖国通りから「新宿ゴールデン街」へと続く
『四季の路』と名付けられた遊歩道公園。
 路面は“モンドリアン”の抽象アートかと思うほど緻密なデザインで
 大理石&自然石のタイルが並べられています。
 その場違いな豪華さに惹かれてついつい「パチリ」。
 ※5~6回は行った、場末の極小飲み屋が並ぶ「ゴールデン街」。その時は必ず夜中で酔っぱらいで、道など見えていませんでした。

 これがその時の“発見”の全て。
 
 そして昨日アップした「青い地球儀」の写真。
 地球儀が設置されている回りの〈大理石&自然石のタイル〉をご覧ください!
 なんか雰囲気が似ているでしょ~。
 調べるとどちらも環境デザイナー・伊藤邦衛氏の作品。
 ※「四季の路」は1974年・「本郷給水所公苑」は1976年に完成。
 だからナニ? ですが、
 こんな事を見つけて楽しかったりうれしかったり・・・。

 正確に言えば“散歩で写真を撮っていたから分かった発見”でした。


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CHIKYU


 “青い空と海”といえば“南国楽園”の枕詞(?)ですが、
 ここはJR「水道橋」駅から徒歩7分
「本郷給水所」配水池の上に造られた
 空中庭園『本郷給水所公苑』。

 この公園の真ん中にあるのが
 ガガーリンもビックリのまっ青な“地球儀”。
 かなりの大きさで、
 もちろんクルクルと回せます。

 東京都水道局管理の公園のため、
 水の美しさと大切さの思いを
 地球儀のまっ青な海の色に込めたのか・・・?
 綺麗に整備された洋風のシンメトリックな花壇やパーゴラで
 美しくバラが咲き誇る静かで落ち着いた公園の中で、
 これだけが景色に溶け込めず浮いていました。


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kama


 お寺の本堂の上に
 お釜が設置されています。
 
 お釜とお寺といえば
 “ぶんぶくちゃがま”が有名ですが
 こちらは茶釜ではなくご飯を炊く大きなお釜。
 見晴らしのよい「五右衛門風呂」?にしては
 危ない場所にありすぎるし・・・
 
 この寺に安置されている『身代わり地蔵』。
 森鴎外の作品にもなっている有名な「山椒大夫」のお話で
 主人公・厨子王が、
 人買い・山椒太夫に釜ゆでにされそうになったとき
 助けたともいわれるのがこの「お地蔵様」。
 それに因んでの“大釜”設置のようです。
 
 地元では“山寺”ならぬ“釜寺”の通称で
 親しまれているようです。
 しかし「
しっかりお参りをしないと、釜ゆでになったときに助けてあげないゾ~」と
 軽く脅されているような気もします。


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takahashi


 赤坂にある「高橋是清翁記念公園」。
 あまり馴染みはありませんが、
 83歳の時にこの地で『2.26事件』により
 殺害されてしまった人だそうです。
 
 しかし調べるとなかなか「七転び八起き」の人生。
 
 アメリカで奴隷になる
 ↓
 芸妓のヒモになる
 ↓
 相場サギに引っかかる
 ↓
 銀山開発のサギにあう
 ↓
 日銀の総裁になる
 ↓
 大蔵大臣になる
 ↓
 2.26事件で暗殺される

 最初から強烈ですが
 こうやって箇条書きにしただけでも数奇な人生。

 そして特に有名なのは、
 人生の中で6回もの「破産」を経験した
 “破産王”だということ。
 お顔を拝見すると「ダルマ似」で、
 立ち直りは早そうですネ~。


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kankoku


 韓国に行ってきました。


 嘘です(iДi)、
 私にはそんな暇もお金もございません。

 ここは「四谷」。
 沢山の警官に回りを囲まれ、
 斬新な外観のデザインが「新宿通り」で異彩を放つ『韓国文化院』。
(現在、麻布の韓国大使館が立て替えのため暫定的にここに〈大使館機能〉が移転されており、ビビるほどの警備なのです)
 しかし厳重なのは敷地の外だけで
 休日の所為もあってかエントランスを通った後は警備員が一人いただけで、
 気が抜けるほど監視の目はありません。

 そして4Fにあるのが
 写真の“テチョンマル(板の間)”と
 その外に広がる“マダン(韓国式庭園)”。
 ビルの中とバルコニーに韓国の伝統的な生活空間が再現されています。
 ここでは“オンドル(床暖房)”を体感したり、
 伝統的衣装“韓服”の試着体験及び記念写真撮影、
 韓国のお茶を楽しむイベントなどが開かれているそうです。
 そんなに広がりのあるスペースではありませんが、
 日本建築には無い素朴な作りを見学し
 異国情緒感を充分に味わう事ができました。

 実は私が入るときに、黄色いTシャツの男性が不審人物として20名ほどの警官に囲まれて騒いでいまして・・・。
 見学を終えて外に出ても、その押し問答はまだ続いていました。どちらも大変そう(T▽T;)


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レース


 明治・大正期、
 皇族が新宿御苑の温室に訪れた際に
 使っていた木造の建物「旧洋館御休所」。
 軒先の板飾りは、
 建物に威厳を与える
 “瓔珞(ようらく)”と呼ばれる装飾。
 ※過去ブログの「麻布大観音」の天井から下がっている飾りが本来の“瓔珞”

 しかし現代の目で見ると、
 白いレースを巻いたようなその仕上がりは、
 かわいらしいく乙女チックな
 “ロリータファッション”を
 イメージしてしまいます。

 温室は現在、
 今秋の新装オープンに向けて
 着々工事が進行中。
 完成がとても楽しみです!!



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