所  謂、  東  京  散  歩。 -36ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

tanaku


 普段はあまり見向きもされない“秋の桜並木”が、
 季節外れの華やかさを纏って戸惑っていました。

 春のお花見シーズンには宴会シートで
 びっしりと下を埋め尽くされる
「上野恩賜公園」の桜の並木道
 後は紅葉して葉が落ちるのを待つだけの
 桜の木に飾り付けられていたのは、
 これも季節外れの色とりどりの“短冊”。
「短冊→七夕→お願い」の連想通り、
 5万枚もあるというその“短冊”全てに
 手書きで様々な“願い事”が書かれていました。

 少し四季を無視した
 強引なコラボレーションのような気もしますが、
 Wの意外性で注目を集める狙いは成功しているのかも?
 ※このイベントは10/28まで30日間にわたって、都内6カ所のメイン会場を中心に開催されている「第29回 全国都市緑化フェアTOKYO」の一つ。


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DOUKAN


 この光景は、
 “鷹狩り”に出て急な雨に降られた侍が
 雨宿りに駆け込んだ家の娘に、
「蓑(みの)」でもいいから貸して欲しいと頼んだのに・・・。
 娘は【山吹の花】を黙って差し出すばかりの図。
 
【七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに無きぞ悲しき】

 “蓑一つさえ無い”貧しさを
 古い【山吹】のにたとえた娘の気持ちを、
 帰った後に家来に諭された侍・太田道灌は、
 己の無学を恥じ歌道に精進したという
「山吹の里」のエピソード。
 
 太田道灌は“江戸城”を築いたとして知られている人物。
 教養があるから伝わる気持ち・・・、
 崇高なコミュニケーションでしょうが
 試されているようで少し意地悪
 ※近場なのでいつでも撮れると思っていたら、周りに咲くはずの【山吹】の時期があっという間に過ぎてしまって・・・。


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dino

 
 全長約3mの“ディメトロドン”。
 ※お腹の穴が少し気になりますが・・・(;^_^A

 大きな頭に鋭い歯がびっしりと並び、
 約3億年前の古生代最強の捕食者だったようです。
 そして何より一番の特徴
 背中に立てた大きな皮膜。
 体温を自分では調整できない
 変温動物の弱点を補うための器官だったようで、
 太陽や風に当てて使用したみたい。
 
 この特異な姿から「帆を持つ恐竜」などと
 紹介される“ディメトロドン”ですが、
 実は恐竜ではないのです。
 なんと後に哺乳類へと進化する
 哺乳類型爬虫類と呼ばれる生物。
「ひいひいひいひいひい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おじいちゃん!(おばあちゃん?)」
 
 だから「恐竜の公園に行こうよ~」ではなく
 正確には「人間の祖先でもある、哺乳類型爬虫類の公園に行こうよ~」と
 言わなければいけません。
 ※この公園にはもう一匹、恐竜の“トリケラトプス”もいますけど(^_^;)


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sky


 
皆々様のブログ中で
 今年の掲載数No.1だと思われる「スカイツリー」の写真。
 東京の東に行けばどこからでも確実に見え、
 周りから飛び抜けるその端正な姿は
 近寄りがたい“美人”のようでもあり・・・。 
 三日で飽きるのことわざ通り
 少々食傷気味かも?
 
 そんな時、

「浅草寺」の参道である“浅草仲見世商店街”と
 垂直に交わる“新浅草仲見世商店街”が、
 まるでこの塔の参道のように
 真っ直ぐに「スカイツリー」に向かって
 伸びているのを発見!
 アーケードの切れ目にできた空間に、
 “美人”のお顔がピッタリと収まっていました。
 
 サブで写せばまだまだイケる!
 ことわざの続きは「美人は三日で飽きるけど、なんの問題も無し!」なのかも。


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kanna


 限りなく薄くて長い「木製リボン」を作ることに、
 真剣に挑戦しているかのような“鉋(かんな)がけ”の懐かしい風景。
 小さいながらも刃物を使う男の姿は
 刀を構える武士にも似て、
 ついつい目を奪われます。
 
 時代の長物になりつつある“鉋”ですが
 その技を競い合う大会は
 今でも毎年開かれているようで、
 集まる職人たちは
 薄くて長い“鉋屑”をその美しさから
 “華”と呼んでいるそうです。

 ※建物の上できれいに華を咲かせるのは、この会社の棟梁の実物大フィギュア?!


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kogane


 小さい頃
 畳の部屋での食事で
 立て膝なんかしようものなら、
 母親に睨まれ足をひっぱたかれることは確実。
 行儀の悪い姿勢だと刷り込まれました。
 
 でも江戸時代の家光以前は、
 正座は「膝を屈する」ということで最大の屈辱。
 身分の低いものが主君の前で座るときでさえ
 正座はしなかったとか。
 だから、当時の座り方はあぐらや片膝を立てるのが主流。
 ※“茶道”では茶室での座法は正座と定められていたようですが・・・。
 
「神田橋公園」の入口に
 ヌシのように片膝を立てて座る“黄金の像”。
 “コガネムシ”の擬人化だと台座にありましたが、
 なぜ“コガネムシ”なのかは理解できませんでした。
 しかし何事にも屈しない、
「江戸っ子」の中でも特別に“粋でいなせ”な
 地元の「神田っ子」を表現しているような気は少しだけ・・・。
 ※“コガネムシ”というよりも、私には太った金色の“河童”に見えました。


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fukuda


 肩書きはグラフィックデザイナーだった“故・福田繁雄氏”。
 しかし彼の代表作と言えば、
「見る方向で違ったものに見える立体作品」がまず頭に浮かびます。
 トリックと言うには少し単純な手法。
 しかし現実でそれを見せられると、
 頭の中では分かっていたつもりの形に
 改めて見入ってしまうのが不思議です。
 
 お台場の「都立潮風公園」に立つ
 “福田繁雄”の作品『潮風公園の日曜日の午後』。
 横から見ると印象派の画家“スーラ”の代表作
「グランド・ジャット島の日曜日の午後」※紳士と日傘を差す婦人、足元にはペットの猿 に、
 海側から見ると「ピアニスト」に見えます。

 2つの方向から
 じっくりと鑑賞することもできますが、
 ベストポジションは2面性に頭が混乱する
 斜めの方向だと思います。


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suzume


 “虎穴に入らずんば・・・”と
 怖いもの見たさでの前進でしたが
 実物は幸運にも確認できませんでした。
 ※流石にこれより前には進めません(iДi)
 近年スズメバチの都会進出が
 ニュースになっていますが、
 ここ渋谷にまで広がっているとは・・・。
 
 スズメバチに刺される被害は
 殆どが8月から10月の3ヶ月間で、
 その中でも9月がダントツ。
 ●見つけたら 低い姿勢で ゆっくり逃げろ!
 ●一匹でも 攻撃をしてきたら 全力でダッシュ!
 ●刺されたら 搾って冷やして 病院へ!
 がスズメバチ対策の鉄則(by ためしてガッテン)だそうです。
 
 アナフィラキシーショックは
 一回だけ執行猶予があると思っていましたが、
 ハチ毒アレルギーの人は
 初回でもアウトのようですし・・・。
 “命あっての物種”なので
 みなさんも充分にご注意ください。
 ※イヤ待てよ! これは新手の「防犯グッズ」かもしれない(@_@)



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ichimatsu


 
幾何学模様の中で
 水玉・縞々と並んで単純な「市松模様」。
 江戸時代の二枚目歌舞伎役者「佐野川市松」の
 衣装の模様からこう名付けられたとか。
 シンプルな中にも強さを感じる「市松模様」は和にも洋にもよく合い、
 伝統柄ながら配色によってはモダンな印象も与えます。
 
 ここは
 “人と情報が集まる新宿エリアで最大規模の都市型ホテル”が売り文句の
 西新宿にある「新宿ワシントンホテル」。
 
紺とオレンジのタイルが市松に敷かれた
 レストランアーケードの吹き抜けスペースです。
 とてもコントラストの高い補色同士の配色ため、
 
戸惑うほどのレトロな雰囲気。
 この配色、あまりにも時代遅れでは?
 
 同じ年(1983年)に開業し、
 バブルの時代に隆盛を誇った“赤プリ”は
 解体準備が着々と進んでいます。
 ※だからココもそろそろ(T▽T;) なんて思っていたら、
2015年に新しい「ワシントンホテル」が、旧新宿コマ劇場の跡地に開業するそうです。西新宿もガンバレ!


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ieyasu


 江戸に幕府を開き
 日本の中心に据えた「徳川家康」ですが、
 どうも“東京ゆかりの人”のイメージは薄く(三河だぎゃ!)
 都内で家康の銅像はこれ一つだけみたい。
 
 大きなカメ(?)の上に立っています。
 これは龍が生んだと言われる9頭の聖獣のうちのひとつで、
 亀に似た“贔屓(ひいき)”と呼ばれる伝説上の生物
 古来より石柱や石碑の土台の装飾に用いられることが多く、
 自分のお気に入りに肩入れする「贔屓」という言葉も
 下で支えるこの聖獣から来ているとか。
 “のんびりと”でも”確実に”進みそうなその姿は、
 鳴くまで待った家康には
 ピッタリの乗り物かも?
 ※【人の上に立つものは「依怙(えこ:不公平)」はしてはならない、「贔屓」はやるべし】は「徳川家康」の言葉。「ECO」はやるべし、は今の常識(^_^)v


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