所  謂、  東  京  散  歩。 -13ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

taro2


 “NHKスタジオパーク”の
 エントランスロビーの壁面いっぱいに広がる
 岡本太郎の巨大レリーフ『天に舞う』。
  
 軽やかに飛ぶ二人は“テレビ電波”の擬人化なの?
 かと思いましたが、
 もともとこの作品は亡くなったNHK職員の
 慰霊空間だった場所に捧げられたものだとか。
 男女が天上の世界に舞い上がっていく姿が
 素直に描かれているようです。
 ※“NHKスタジオパーク”の入場料は、大人200円(`∀´)


 この作品の正面には
 でかさでは引けを取らない『スーパーハイビジョン(ハイビジョンの16倍の精細さ!)』が
 22.2ch(?)の立体音響システムとともに置かれていて、
 その映像(紅白とかスカイツリーが完成するまでとか・・・)と音の
 臨場感がまた素晴らし過ぎて
 天にも昇る心地よさ(少し言い過ぎ・・・)
 
 この“ロビー”を見学できただけでも、
 わざわざ暑い中を頑張って
 久しぶりにここに来た甲斐が有りました。
 ※逆に会場内の展示がお子様対象に作られていて、あまりにも幼過ぎて・・・。3D映像体験のアニメなんか、あまりにも内容が無くて辛過ぎ!(;^_^A


大きな地図で見る

hikui


「品川」駅と「田町」駅との中間当たり、
 JR山手線・京浜東北線・東海道新幹線の下をくぐって
 200m以上続く“一方通行”のトンネル「高輪橋架道橋」。
 
 ご覧の通り特徴はタクシーの行灯(あんどん)
 ギリギリ通れる【高さ制限150cm】。
 天井に無数にあった細かいひっかき傷は
 油断した車が擦った跡だと思われます。
 しかし走ってくる車(セダンタイプのタクシー中心)
 通り慣れているのか結構なスピードで・・・。
 ※所々に設置された減速を促す“路面の出っ張り”で、勢いよく跳ねたりして・・・(・_・;)

 “縁石”で仕切られた歩道もついていて
 通り抜ける「歩行者」も多いのですが、
 頭を天井のコンクリートに削られる恐怖心で
 誰もがどうしても“首をかしげながら”の
 慎重な歩行スタイルに・・・。
 ※車の高さ制限は【150cm】ですが天井高には余裕があって、一番低い場所でも【170cm】以上はあると思われます(^_^)v

トンネルの真ん中当たりの空気は、
 梅雨明けで34℃越えの外気温を忘れさせてくれるほど
 ヒンヤリしていてとっても快適。
幽霊トンネル」「おばけトンネル」なんていう
 怖い別名さえなければ、
 もっとゆっくりしたいところでしたが・・・。
 

大きな地図で見る

nagai


 JR山手線の「大崎」駅を
 外回りで出てすぐ右手に見えるから、
 ご覧になった方は多いと思います。
 大崎のランドマーク「アートヴィレッジ大崎」の
 “守り神”として線路に向いて立つ
【グローイング・ガーデナー】というアート作品。
 
 小人(頭を除いた身長は人間の大人サイズ・・・)真っ赤な帽子(頭も?)
 何故かニョロニョロ~と怪しげに伸びています。
 3階くらいの高さは優にあって
 “街灯”のようでもありますが
 先端に灯りらしいモノは見あたりません。
 
 
 日本妖怪「ろくろ首」の遠い親戚、
 西洋妖怪「ろくろ頭」?
 これは「キリン」「ゾウ」の違いみたいなもの?
 

大きな地図で見る

waseda


 閑静な街「
早稲田大学・並木通り」に、
 凄まじく異彩を放ってそびえ建つ『ドラード和世陀』。
 ※都の西北、早稲田の杜に~♪ そびゆる“違和感”は・・・♪
 
 早大・建築学科出身の「梵寿綱」氏が
 鍛冶屋・ステンドグラス作家・陶芸家・木彫造形家・
 ガラス彫刻家・コンクリート造形家・木版画家らの仲間らとともに
 1984年に建てた6階建ての賃貸マンションです。
 ※「梵」氏はその作品から「日本のガウディ」とも言われているとか。都内でも氏が手がけた物件を案外たくさん見る事ができます('-^*)/

 細かい意匠でびっしりと覆われた外観は
 豪華なウエディングケーキのようでもあり、
 そのあまりに繊細なデコレーションには
 怨念のようなモノすら感じます。
 2F以上が住居になっているようですが、
 私には
部屋の内部がどうなっているのか
 想像することもできません。
 ※「洗濯物」や「布団干し」といった生活感を感じさせるモノは“取り決め”なのか“自粛”なのか? 見る事はできませんでした(・ω・)/
 
 しかしデザインの奇抜さよりも、
 一体いくらかお金を掛けたのかが一番
 私には気になる物件でした。
 ※近づいて細かすぎるディテールを四方から見ていただいた方がもっと面白いので、是非とも現地へ!(^_^)v
 

大きな地図で見る

koya


 トンガリ帽子の屋根、
 湖の上
に架けられた渡り廊下(実は江戸川ですが・・・) 
 それはまるで「スナフキン」の家。
 
「スナフキン」は“ムーミン谷”の
 キャラクター人気投票で1位になるほどウケがよく、
 “スナフキン的な生き方”は
 “スローライフ”の代名詞とされることも。
 
 知的で穏やかなイメージで人気の「スナフキン」ですが
 他人に命令されることを極端に嫌うようで、
 そんなに理不尽ではない【立ち入り禁止!】や
【~をするべからず!】のような看板を
 ヒステリックに怒鳴りながら抜き捨てるという
 暴挙に出たこともあるようです
(どんなトラウマ・・・?)
 
 
 本当はこの建物は「金町浄水場」の取水口。
 近くの施設のタンクには
 大きく【水を大切に!川をキレイに!】って書いてあったけど、
 これはスナフキン的には“セーフ”???


大きな地図で見る

oyama


「大山」(標高1,252m)
 神奈川県伊勢原市にある三角形の山で、
 またの名を「雨降山」や「阿夫利山」といい
 “雨乞い”の霊験があるとして古くから信仰されてきました。
 
 一般庶民の旅は江戸初期には
 “商用”や“寺社参詣”などにのみ限られていましたが、
 中期以降には“行楽”も兼ねたものが増え
 関東一円では【大山詣で】の人気が特に高かったようです。
 行きは「大山道」(現在の国道246号沿いの道)を通り、
 帰りは「東海道」を上って「江ノ島・鎌倉」などを
 “物見遊山”して帰るのが定番のコース。
 また盆暮れの決算期に、
 “借金取り”から逃れるために出掛ける
 信仰心抜きの【大山詣で】なんてのもあったようです。


「大山道児童遊園」に置かれた【大山詣で】の“旅人”の像。
 疲れて一服しているみたいですが、
 その浮かない顔はもしかして
 あなたも“借金取り”から逃げてきた?
 

大きな地図で見る

nippon


 五街道の起点、
 麒麟の像でも有名な「日本橋」。
 “にほんばし”と読みますが、
 大阪の「日本橋」は“にっぽんばし”。
  
 “にっぽん”の発音は「大日本帝国(だいにっぽんていこく)」で
 代表されるように戦前戦中の主流派で、
「日本銀行」をはじめ国関連の呼び方は今でも“にっぽん”。
「日本放送協会(NHK)」「日本武道館」「日本体育大学」
「日本維新の会」なども“にっぽん”と発音。
 一方「にほん」は戦後の平和の中で使われ出したようで、
「日本大学」「日本生命」「日本航空」「JR東日本」などの読み方。
 
 促音と破裂音で元気なイメージの“にっぽん” vs 柔らかく穏やかな響の“にほん”。
 わたしは「にっぽん」より「にほん」の方が
【国名】としてはシックリきますが、
 日本政府としては「どちらでもイイ!」が見解だそうで・・・。
 ※【国歌】や【国旗】の前に【国名】をしっかり決めないと・・・(^▽^;)
  
  
 なんでも曖昧にする国民性と嘆くか、
 小さいことは気にしない大らかさと納得するか・・・?
 ※今さらでしたネ~。気になるけど、やっぱりどっちでもいいこと?(;^_^A
 

大きな地図で見る

inei


「すずめのお宿緑地公園」内にある
「目黒区古民家・旧栗山家主家」。
 江戸時代中期に造られたと伝えられる
 家の中には仄かな灯りが置かれているだけで、
 明るい外から入ってすぐの慣れない目では
 しばらくはほとんど真っ暗。
 ※デジカメの写真は実際よりも全然明るくて・・・。案内のおじさんによると、小学生の“社会科見学”では全ての灯りを消して、昔の家の暗さを体験させているとか(^_^)v

 
谷崎潤一郎は、
 部屋の中を明るく照らし“陰翳”を消す事に執着した西洋の文化に比べ、
 薄暗い“陰翳”を認めた文化を日本独自の美意識として
 エッセイ
「陰翳礼
賛」(1933年)で褒め称えています。
 そして“陰翳”の中でこそ生きる芸術を作り上げ、
 それこそが古来からの日本の芸術の特徴だとも・・・。
 ※その主張のもと、建築・照明・紙・食器・食べ物・化粧・能や歌舞伎の衣装など、多岐にわたって“陰翳”の考察がされています(^-^)/
 
 
 でも「エジソンランプ会社」ができて
 電球の販売を始めたのが1880年(明治13年)で、
 それ以前は西洋も日本と大して変わらない
 暗闇の生活だったんじゃないの?
 海外の古いホテルの間接照明なんか、
 ビックリするほど綺麗だったし・・・。
 ※「西洋」の方が緯度も高く“日照時間”が少なく、「日本建築」と比べると“開口部”の面積も狭いから、家の中がもっと【暗い】イメージも・・・(^_^;)

 古民家の部屋の真っ暗な“陰翳”に隠れて、
 “文豪”にちょっとだけ文句を言ってみたりして・・・。
 

大きな地図で見る

zero


 ZERO(ゼロ)は敵国語だから
 当時は“零戦”という呼び方なのかと思いきや
 “ゼロ戦”の愛称も一般的だったみたいですネ。
 
 “ゼロ戦”の値段は一機7万円。
 物価指数が約2,000倍といわれる
 現在に換算すると1億4,000万円。
 運動性能は誇れるものの
 ぺらぺら装甲の機にしては値段が高すぎない?
 とも思いましたが、
 今の自衛隊の“F15”が130億円に比べれば
 “ゼロ”が少なく現実的なお値段かも。
 

大きな地図で見る

7nin


 それまでのチャンバラ劇とは一線を画し、
 リアルな時代劇として国際的にもすこぶる評価が高い
 黒澤明監督の『七人の侍』。
 
 戦国時代の農村が舞台で、
 7人の“侍”が村を守るために雇われ
 “農民”といっしょに“野武士”と死闘を演じるというストーリー。
 しかし“侍”は強くて“農民”は弱いというこの設定は
 時代考証と少しブレがあるようで・・・。
 
 戦国時代には“侍”と“農民”の境界線はとても曖昧で、
 それを明確に分けたのが秀吉が行った「刀狩り」。
 しかし「刀狩り」でも銃や刀を没収したわけではなく
 公式に登録された上で常時の携帯を禁止しただけなので、
 どこの村にもその前も後も凄まじい数の武器があったようです。
 だから映画のように“野武士”にされるがままの
 丸腰の“弱い農民”はどこにもいなかったようで・・・。
 
 そんなリアルに“強い農民”を描いては
「七人の侍」がいらなくなっちゃうから
 しかたがないのですが。
 ※東宝スタジオ(東宝撮影所・砧スタジオ)のメインゲートにあった「七人の侍」の壁画。村のオープンセットは、この近くの田園に作られたようですヽ(゚◇゚ )ノ
 

大きな地図で見る