「大山」(標高1,252m)は
神奈川県伊勢原市にある三角形の山で、
またの名を「雨降山」や「阿夫利山」といい
“雨乞い”の霊験があるとして古くから信仰されてきました。
一般庶民の旅は江戸初期には
“商用”や“寺社参詣”などにのみ限られていましたが、
中期以降には“行楽”も兼ねたものが増え
関東一円では【大山詣で】の人気が特に高かったようです。
行きは「大山道」(現在の国道246号沿いの道)を通り、
帰りは「東海道」を上って「江ノ島・鎌倉」などを
“物見遊山”して帰るのが定番のコース。
また盆暮れの決算期に、
“借金取り”から逃れるために出掛ける
信仰心抜きの【大山詣で】なんてのもあったようです。
「大山道児童遊園」に置かれた【大山詣で】の“旅人”の像。
疲れて一服しているみたいですが、
その浮かない顔はもしかして
あなたも“借金取り”から逃げてきた?
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