メディアを大々的に利用?!無料でダイヤモンドを配布したモーブッサン
老舗の高級ジュエラー「モーブッサン」が6/1から先着5000名にダイヤモンドを無料で配布する、というキャンペーンを行った。インターネットやマスメディアでこの“騒動”が取り上げられていたのでご存知の方も多いだろう。「モーブッサン」は180年以上の歴史を持つ、グラン・サンク(パリ五大宝飾店)のひとつでフランス・ヴァンドーム広場に本店があり、日本では今年の2月、東京・銀座にフラッグショップをオープンさせた。そんな高級店が行った大胆なキャンペーンに当日はマスメディアの取材が入り、朝から情報番組などで紹介されていたため、ブロガーたちも騒然となった。
この無料配布は午前9時から。8時台の情報番組を見たブロガーはそのニュースに反応を示し、
「先着5000人なら今から行けば間に合うかも」
「もっと早く知っていれば行ったのに」
などのコメントがあった。
このキャンペーン、告知は5/27からネットでPR、5/29には新聞に全段広告を掲載して行っていた。ほかに雑誌などにも掲載されていたかもしれないが、前日までの口コミ指数は最高でも5/30の78BaSであり、当日に比べるとはるかに少なかった。それは実際、キャンペーンへの反応も比例しているようで、開始時間には約1200人しか並んでいなかったが、テレビの効果かその後に一気に増えてショップ周辺は大混乱となってしまった。さらにその模様を午後以降のテレビで放映されたため、口コミ指数も急上昇となった。
「モーブッサン?初めて聞いたブランド」
「不景気を吹き飛ばす明るいキャンペーンですね」
「ダイヤモンドが小さくても女性にとっては嬉しい」
と、ブランド名とキャンペーンの内容が確実に認知されている模様。
しかし気になる辛口コメントも寄せられている。
「来店してもらう効果はあったと思うけれど、受入れ体制が悪くて不満があがったというのは失敗」
「知名度は上がるかもしれないけれど、老舗としてのイメージが下がる」
「無料に並ぶ人が顧客になるのか」
などというコメントだ。
モーブッサンによると、このキャンペーンは日本での知名度アップのためとのこと。今回の騒動でこれだけ話題となったのだから、その代償はともかく目的は達成されたかもしれない。