ファストフード店の大胆キャンペーン
2大ファストフード店が大胆な販促活動を行った。「ロッテリア」は新発売の「絶妙バーガー」を美味しくなかったら返金するというキャンペーンを7/16~7/31に実施。「マクドナルド」は7/24~7/30の間、朝8:00~9:00の時間をコーヒー無料にした。どちらも期間限定だったが、前代未聞なものだけに、大きな話題となったようだ。
ロッテリアが今回のキャンペーンの発表を行ったのは7/15。この話題の口コミ指数は一気に513BaSとなり、翌7/16にはさらに766BaSまで増えた。16日はテレビの情報番組で実際に出演者が試食をするなどして大きく取り上げられたため、このニュースが一段と広まったようだ。また、7/19にはYouTubeやニコニコ動画に「絶妙バーガーを返品してみた」と返金を要求している音声がアップされ、議論も含めて話題に上がっており口コミ指数は高めに推移。そして7/21にマクドナルドの朝コーヒー無料キャンペーンの発表があり、関連して再度ロッテリアの返金キャンペーンが取り上げられたため、この日は増加している。その後は100BaS前後でキャンペーン終了を迎えた。
一方のマクドナルドはこのキャンペーンが関東地区限定だったことやロッテリアほどの衝撃がなかったためか、口コミ指数は低め。発表された7/21は166BaSだったが、その後は50BaS前後で推移。7/28はヤフーニュースに「マックの朝コーヒーがなんと0円! 無料で配るその真意とは?」という記事が配信され、この記事に反応したブロガーにより増加した。この記事にロッテリアのキャンペーンの記載もあることや、一緒に語るブロガーが多かったということもあってか、この日以降の口コミ指数は偶然にもロッテリアと近い数値となった。
両キャンペーンとも、
「これはスゴイ。太っ腹だなあ」
というのがブロガーの正直な感想のようだ。
ロッテリアに関しては、「美味しくなかったら」という条件が
「よっぽど自信があるんでしょうね」
と見られている。そして、マクドナルドは朝の時間帯限定で、ターゲットが通勤客と明確なためか、あまり心配されていなかったが、ロッテリアは
「タダメシ狙いの人が多そう」
「恥も外聞もない輩が多い中、大丈夫かな」
という声も。そんな心配はあたって、前述のYouTubeにアップされた例のように実験的にまたは面白半分に返金を要求する人がいたようだが、これもロッテリアには計算のうちなのかもしれない。話題は大きくなり、宣伝・販促効果が高いと見られるからだ。メディアに取り上げられたり、口コミで話題となったりしているため、実際に
「話題の『絶妙バーガー』が気になって食べてみました」
「ロッテリアでは最近てりやきバーガーしか食べてなかったけど、『絶妙バーガー』に挑戦してみました」
「ロッテリアに行くなんて久しぶりだあ」
などというブロガーのコメントが目につき、顧客の取り込みに成功している様子がうかがえる。「絶妙バーガー」を食べたブロガーは
「予想通りの美味しさ」
「なかなかおいしい…まあ、普通ってところかな」
という感想が多く、
「思っていたよりも美味しくないけど、アンケートとか面倒だから返金しませんでした」
というように、実際に返金を要求するまでの行動に移した人はそんなに多くはないようだ。
マクドナルドのキャンペーンは口コミ指数が少なめだが
「せっかくなので、いつもより少し早めに出てマックへ行ってみました」
「朝、マックの前を通ると店員さんの呼び込みが。なんと、コーヒーがタダ!」
と実際にコーヒーを飲んだ人の書き込みが多い。中には
「さすがにコーヒーだけでは気が引けたので、ほかのものも注文してしまった…」
という人も。確かにそんな心境になってしまうものではある。
このキャンペーンについてはマーケッターなどがその目的を分析している書き込みも多く、一緒に他のものを買わせる「クロスセリング」や宣伝効果、そして「返報性の原理」という、してもらったことに対してお返しをしなくてはという心理を起こしていると見られている。
「返報性の原理」なのか、マクドナルドのコーヒーは
「朝から何か、得した気分になっちゃいました」
「デフレを救ってくれるのは、やっぱりマックだな!」
などと好意的なコメントもあった。
話題性で新規顧客や離反顧客を引き付けたロッテリアと好感度を上げたと見られるマクドナルド。キャンペーンは成功と見られるが、今後の売り上げにどのように影響があるだろうか。
(2009年8月3日)
ロッテリアが今回のキャンペーンの発表を行ったのは7/15。この話題の口コミ指数は一気に513BaSとなり、翌7/16にはさらに766BaSまで増えた。16日はテレビの情報番組で実際に出演者が試食をするなどして大きく取り上げられたため、このニュースが一段と広まったようだ。また、7/19にはYouTubeやニコニコ動画に「絶妙バーガーを返品してみた」と返金を要求している音声がアップされ、議論も含めて話題に上がっており口コミ指数は高めに推移。そして7/21にマクドナルドの朝コーヒー無料キャンペーンの発表があり、関連して再度ロッテリアの返金キャンペーンが取り上げられたため、この日は増加している。その後は100BaS前後でキャンペーン終了を迎えた。
一方のマクドナルドはこのキャンペーンが関東地区限定だったことやロッテリアほどの衝撃がなかったためか、口コミ指数は低め。発表された7/21は166BaSだったが、その後は50BaS前後で推移。7/28はヤフーニュースに「マックの朝コーヒーがなんと0円! 無料で配るその真意とは?」という記事が配信され、この記事に反応したブロガーにより増加した。この記事にロッテリアのキャンペーンの記載もあることや、一緒に語るブロガーが多かったということもあってか、この日以降の口コミ指数は偶然にもロッテリアと近い数値となった。
両キャンペーンとも、
「これはスゴイ。太っ腹だなあ」
というのがブロガーの正直な感想のようだ。
ロッテリアに関しては、「美味しくなかったら」という条件が
「よっぽど自信があるんでしょうね」
と見られている。そして、マクドナルドは朝の時間帯限定で、ターゲットが通勤客と明確なためか、あまり心配されていなかったが、ロッテリアは
「タダメシ狙いの人が多そう」
「恥も外聞もない輩が多い中、大丈夫かな」
という声も。そんな心配はあたって、前述のYouTubeにアップされた例のように実験的にまたは面白半分に返金を要求する人がいたようだが、これもロッテリアには計算のうちなのかもしれない。話題は大きくなり、宣伝・販促効果が高いと見られるからだ。メディアに取り上げられたり、口コミで話題となったりしているため、実際に
「話題の『絶妙バーガー』が気になって食べてみました」
「ロッテリアでは最近てりやきバーガーしか食べてなかったけど、『絶妙バーガー』に挑戦してみました」
「ロッテリアに行くなんて久しぶりだあ」
などというブロガーのコメントが目につき、顧客の取り込みに成功している様子がうかがえる。「絶妙バーガー」を食べたブロガーは
「予想通りの美味しさ」
「なかなかおいしい…まあ、普通ってところかな」
という感想が多く、
「思っていたよりも美味しくないけど、アンケートとか面倒だから返金しませんでした」
というように、実際に返金を要求するまでの行動に移した人はそんなに多くはないようだ。
マクドナルドのキャンペーンは口コミ指数が少なめだが
「せっかくなので、いつもより少し早めに出てマックへ行ってみました」
「朝、マックの前を通ると店員さんの呼び込みが。なんと、コーヒーがタダ!」
と実際にコーヒーを飲んだ人の書き込みが多い。中には
「さすがにコーヒーだけでは気が引けたので、ほかのものも注文してしまった…」
という人も。確かにそんな心境になってしまうものではある。
このキャンペーンについてはマーケッターなどがその目的を分析している書き込みも多く、一緒に他のものを買わせる「クロスセリング」や宣伝効果、そして「返報性の原理」という、してもらったことに対してお返しをしなくてはという心理を起こしていると見られている。
「返報性の原理」なのか、マクドナルドのコーヒーは
「朝から何か、得した気分になっちゃいました」
「デフレを救ってくれるのは、やっぱりマックだな!」
などと好意的なコメントもあった。
話題性で新規顧客や離反顧客を引き付けたロッテリアと好感度を上げたと見られるマクドナルド。キャンペーンは成功と見られるが、今後の売り上げにどのように影響があるだろうか。
(2009年8月3日)

