サグラダ・ファミリアを出てからは昼食です。
バスに乗って移動。。。
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スペインの一般的な昼食は14時以降。
そして夕食は21時と結構遅め。
昼食前、夕食前にそれぞれ少しの食事や休憩を取ったりするので、何なら一日5食ともいえるみたいです。。。
さて、到着したのはパエリアが名物料理と言われる『カングレホ・ロコ』
日本料理をはじめ、彩り鮮やかなご飯を食べなれてる側からいうと、茶色と黒www
取り分けて頂きましたが、ビールもワインも進む進む♪
でも、年齢の為かそんなには量が食べれない身体になってしまっております。。。
もうお腹いっぱい。。。
一旦ホテルに戻って少し休憩の後、改めて散策に出かけます。
旧市街地の方へ向かいます。
重厚なスペイン銀行
カタルーニャ広場
そして旧市街地へ。。。
ちょこまかと通りを抜け。。。
細い路地をあっちやこっちへと抜けていくと。。。
Els Quatre Gats/四匹の猫(1897~1903)カフェ
建物の設計は、サグラダファミリア見学直前に見た『針の家』のカダファルク。
そして、このカフェ設立に関与したのは、ラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョール、ミケル・ウトリーニョ、ペラ・ルメウという4人の芸術家たち。
ここに、カタルーニャのモデルニスモを牽引するアーティストが集ったという。
その中には若かりしパブロ・ピカソもおり、芸術家たちが集い、議論をする場として賑わったとか。
店内にあるカザスの作品『タンデム式自転車に乗るラモン・カザスとペール・ロメウ』が看板にも。
オリジナルは、カタルーニャ国立美術館に所蔵されているそうです。
そして、旧市街の雰囲気の分かる広場へ。
ローマ時代の水道橋
近くには、タイルを使ったアート作品がありました。
近くで見ると何かよくわかりませんでしたが。。。
1714年9月11日のスペイン継承戦争、カタルーニャの陥落300周年を記念して建立されたキスウォール。
写真家のホアン・ファンカヴェルタ・ジョアン・フォナキューベルタが、カタルーニャ州新聞社と協力して、読者が提供した写真「自由な瞬間を表す一枚」のタイルを組み合わせて作られました。
このキスウォールには、50枚×80枚の合計4,000枚ものタイルが使用されているそうです。
日本もそうですが、古いものと新しいものが同居しています。
ピカソは1899年に『四匹の猫』で、初個展を開き好評を得ました。
そして、大成し、活動拠点をパリに移しました。
そんなピカソの作品が、こうやって今も街に残されています。
La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia/サンタ・エウラリア大聖堂
バルセロナで最も格式の高いカテドラル(大聖堂)。
3〜4世紀ごろ、キリスト教弾圧の時代に、信仰を捨てず13の拷問を受け13歳で斬首された少女。
そんな敬虔なキリスト教徒であった、エウラリアという名前の少女は、今はバルセロナの守護聖人となった。
尖塔の上には、右手を掲げ、十字架を手にしたサンタ・エウラリアの像が立っている。
正面にはキリスト。
左右には12人の使徒たち。
この建設は、1298年に始まり、150年後の1448年に最初の建物が完成。
当初は、レリーフも何もないシンプルな教会でしたが、1888年のバルセロナ万博に合わせてファサードが増築され、現在の壮麗な大聖堂へと生まれ変わったそうです。
カテドラルの周りには、中世の名残が数多く見られる。
La Casa de l'Ardiaca/カサ・デ・ラルディアカ
司教座聖室助祭長リュイス・デスプラの命を受けて15世紀に建造され、その住まいをゴシック様式の宮殿にしました。
ゴシック建築の美しい旧市街を散策。。。
建物群の上部には、ガーゴイルと呼ばれる奇怪な彫刻群がある。
その異様な光景が面白い。
これらには、悪魔の侵入を防ぐと言う意味合いもあるらしい。
そんな中世の建物に囲まれた通りを抜け。。。
その一つに入ると。。。
Temple d'August/アウグストゥス神殿(遺跡)
ローマ人によって建てられたと考えられるバルセロナの中で最も古い建築物。
西暦1世紀ごろ、アウグストゥス帝に捧げられたとされている。
コリント様式で高さ9メートルの円柱とその上にあるアーキトレーブ(台輪)しか残っていない。
ローマ時代の外観想像図がありました。
古いものを壊さず、そのものを飲み込んで建築していった(保護した)ので、こうやってそんな遺跡が今も見れるのですね。
ストリートアート
遊び心も忘れずにw
Placa del Rei/王の広場
1492年にアメリカ大陸に到達したコロンブスが、この階段をのぼり、パトロンであったカトリック両王、イサベル女王とフェルナンド王に謁見し、その報告をしたといわれる。
ここから、サン・ジャウマ広場へと続く道に、お土産屋さんがありました!
・・・
ウンチしてますwww
カガネ(排便人形)
大便(肥料)によって、土地が肥沃になり、翌年の五穀豊穣をもたらす。
また、この食べ、排泄し、土に還るという、自然の循環に感謝を表す意味から、カタルーニャ地方では、このカガネをクリスマスに飾り、幸運、幸福、繁栄のシンボルとしているそうです。
その歴史は、18世紀に遡り、黒いズボンに赤いベルト、バラディーナという伝統的な赤い帽子をかぶった農夫をかたどったのが本来の姿です。
そして、その農夫だけにとどまらず、次第にカタルーニャの著名人たちもモデルにされていきました。
それが、今では実在・架空のありとあらゆる有名人がモデルになっています。
しかし、このカガネの由来から、多くの著名人が、自分の姿を模したカガネ人形が出回ることを名誉なこととしているらしい?
だから、マリリン・モンローもMr.スポックも。
故・安部前首相も。そして。。。
対立を深めるロシアとウクライナ。
この2人にも、一刻も早く、五穀豊穣が訪れることを願うばかりです。
ヨーダも考える人も、自由の女神も。
スパイダーマンやスポーツ選手も。
そして、再び散策。
バルセロナ市庁舎とサン・ジャウマ広場
反対側には、カタルーニャ州庁舎
El Pont del Bisbe/ビスベ橋
1920年代に作られた、カタルーニャ州庁舎とカタルーニャ州知事のカノンジャス官邸を結ぶ、ゴシック・リヴァイヴァル様式の連絡橋。
橋の両側には、ゴシック様式の彫刻や彫像があり、中世の雰囲気を醸し出しています。
伝説によると、この橋を渡る際に、願いごとをすると叶うとか。
また、橋の下をくぐると、長生きや幸福をもたらすと信じられているそうです。
橋には美しい装飾が施され、橋の下には骸骨と短剣の彫刻が見えます。
その骸骨は本物との噂も。。。
Barcino Sculpture/バルチーノ彫刻
プラサ・ノバにあるモニュメント。
Barcino(バルチーノ)とは、バルセロナのローマ時代の古い名称です。
1994年、カタルーニャの詩人であり、芸術家のジョアン・ブロッサにより作られました。
ブロンズの「C」は月で、アルミニウムで作られた「N」が白っぽくて判りにくいです。
同じブロンズの「O」には太陽が描かれています。
カタルーニャ駅から地下鉄に乗ります。
チケットを購入して(もらってw)
改札を通り。。。
もはやどっち向きにいるのやらさっぱり^^;
来た地下鉄で一駅w
吊り革はなく、握り棒があります。
そしてパセジ・ダ・グラシア駅に到着。
…続く♪