NHKの朝ドラで、みんな無事に帰還できましたが…。
激戦を経験した人が経験した「地獄」は
この先も語られる事はないでしょう。
メディアでは表現できない程、すさまじい苛烈で過酷な現実は
実際にその現場を体験した人でなければ
決して分かるはずもない世界なのです。
実際に体験した人は、決して思い出したくもない
それほど辛辣で苦痛に満ちた事なのです。
今の軍事演習しか体験したことのない自衛隊員や
ましてや、戦争の悲惨さを全く知らない世代の人々が
想像だにもできない地獄絵があることなど、
分かれという方が無理なのです。
PKOに参加した自衛隊員が
無事に帰還できたことを喜ぶ様は
瞬間たりと言えども生死の境を体験した
まさに、象徴とも言えるでしょう。
戦争とは殺すのが当たり前、死んでも当然。
それが常識となる異常な世界なのです。
最近テレビ番組で、よく昆虫食を見ます。
薄気味悪くてとてもそんなもの食べられないという人が多いでしょうね。
テレビで紹介されるのは、調理されたものですが、
太平洋戦争中のニューギニアやフィリピンでは
生きた昆虫をそのまま食べるのは普通の事だったのです。
それでも食べるものが無くて、
死んだ戦友のわずかに残った肉さえも食べざるを得なかった。
自分が生き延びてこそ、先に死んでいった戦友も浮かばれるのだと。
このような体験をされた方は、決してこの時のことを語りません。
こんなことを思い出したくもないと思う事は当たり前でしょう。
悲惨な戦争体験を口に閉ざしてしまう人の多い中、
それを良い事にするかのように、再軍備を目指した憲法改正をしようとする。
戦争体験者がそうするのなら、まだ一考の余地はあります。
しかし、戦争体験もない者共が、
戦争が出来る国に憲法を改正しようとする等は、
到底容認できるものではありません。
自衛隊を正規軍とする必要性があるという方々は、
一度戦地に行って、戦争とはどういうものかを
実際にその身で体験されることをお勧めします。
自分たちは安全な場所に居て、
危険なことは他人任せというのは
無責任極まりないとは思いませんか。