最近何かと話題の「忖度」ですが。
「忖度」そのものについては、
与党はもちろん野党も問題にしていませんね。
野党の中でも、そのうちまた政権を執ったら、
いずれ「忖度」のお世話になるかもしれない。
そんな思惑もあるのでしょう。
そもそもなぜ「忖度体質」なのか。
それは、あとで何か問題が発生した時に
証拠が残らないようにするため。
責任の所在を不明とするために他なりません。
これは、官邸や官庁では常識です。
有能なエリート官僚ほど、
上司の意向を正しく的確に「忖度」できる。
今の高級官僚たちには皆その自負があります。
そうでなければ、エリート出世コースに乗れるはずはなく
高級官僚になれるはずがないからです。
このようなことを基礎知識として持っていると、
国会審議の問題点が、より鮮明に見えてくるでしょう。
例えば野党から「言ったのではないか」などと言う質問は
全く意味のない時間を浪費する無駄な質問で、
「忖度」されているのだから言っているはずがない。
全くの不毛な議論にすぎません。
むしろ「忖度」されるような発言をしたのかどうかと
質問の角度を変えるべきでしょう。
野党の的外れな質問の割合が多いので
与野党の質問時間の比率見直しに
国民から非難が出ないのも当然かもしれませんね。
政府与党の傲慢さを助長させているのは
非力で低能な野党にも責任があるという事でしょう。
有能な政治家が育つ土壌から開拓する必要があるようです。
それには、やはりまず、主権者たる国民が
自らの権利について身近な人と語り合うところから
始めていく必要があるのではないでしょうか。
国民が自らの権利に目覚めれば、
官邸官僚の「忖度体質」も自ずから変わらざるを得なくなる。
そのような時代の波を、みんなで起こしていきたいですね。