築地市場移転先の豊洲の土壌汚染について。
検出された物質はベンゼン等の可燃性危険物。
これはガソリンと同じ分類(危険物乙第4類)に
属するほど燃えやすく危険な物質です。
濃度の高い土は除去されましたが、
その下の土の安全性の調査結果が
確認されるのを待たずに、建物を建ててしまった。
建物の建築許可は都知事の権限です。
今回の問題点は、認可を与えた都知事に
全ての責任があります。
マスコミの報道では、この点にほとんど触れていません。
全く不可解です。
建物の下の空洞については、
当初の説明とは全く違っていて
その経緯の説明もないところに
最も重要な問題があります。
またその地下部分に水が溜まっているということですが、
これでは地下の空洞部分では
細菌類の繁殖を促してしまい
食品の安全性から見て
極めて重大な問題であると言えます。
通気性や水抜きに対してきちんと対応してあれば
このような水が溜まるはずもなく、
地下空間の作り方そのものにも問題があるようです。
また、配管スペースを地下部分に通すのは
常識なので、特に言わなくても分かると思ったと
言った都幹部職員が居るようですが、
配管は床下、もしくは天井部分や壁面に通すこともでき、
必ずしも地下スペースを利用するとは限りません。
その建築物の使用目的等によって異なるのが常識です。
都幹部職員の言い逃れもここまで来ると
ただただ呆れるばかりです。
ベンゼン等の可燃物質が基準以下であるとの
完成検査結果による安全性が確認されて初めて、
都知事は建築許可を出すとしたものですが、
今回は既に建築されてしまっているので、
使用許可を与えるということになりますが、
万が一、危険物質の残留が基準値以上であれば
継続して危険物の測定を行いつつ
新たな移転先を探しながらの使用という、
極めて危険性の高い状態での運用となります。
当時建築許可を出した都知事の責任は
極めて重要だということがお分かり頂けたでしょうか。