戦争は自衛を目的として始まります。
これはどこの国でもどの民族でも同じです。
自国民の利益を守るために戦争をしてきた。
これが今日までの人類の歩みです。
日本も明治維新により誕生した国の目的は
「富国強兵」です。
これは別に他国を侵略する目的ではなく、
当時の欧米列強諸国の軍事力による圧迫から
自国の利益=自国民の利益を守るために
急速な軍事力の増強へと向かい、
最終的には太平洋戦争へと進んでいったのです。
しかしその間、いずれの時期をとっても、
自国の利益を守るという名目を掲げて
大陸や周辺諸国への侵略を正当化していました。
日中戦争も太平洋戦争も、
日本に対する他の諸国からの様々な干渉に対抗した、
あくまでも「自衛」のための海外進出であり、
国民の利益を守る必要に迫られての戦争だったのです。
その結果、大日本帝国は滅亡しました。
この歴史的事実は真摯に受け止めなくてはなりません。
またこの歴史を真摯に受け止めた結果として
新たな「日本国憲法」が誕生しました。
これが歴史に学んだ正しい歴史認識です。
歴史に学ぶことができないものは
政治を執る資格はない。
歴史から学び、その反省に立つならば、
いかに軍隊や武力行使のない世界を創るかを
世界各国との協議を呼びかけ
最大限の尽力をすべきなのです。
国民の生命、財産を守ると言っていますが、
自衛権、特に集団的自衛権が
いかに国民の生命を危険にさらすかを次回に述べます。