LVA手術(5) よくある誤解 【リンパ浮腫】 | 子宮頸がんサバイバーのつぶやき。トラケ後5年経ちました!

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2012年7月、子宮頸がん手術(広汎性子宮頸部摘出術=トラケレクトミー)を受けました。無事、2017年7月に5年経過致しました。
現在の悩みはリンパ浮腫。もっと仕事がしたいのに、痛くて思うように出来ません!

こんばんわ。

クリスマスも、あっという間に終わり

今年もあと5日間となりましたね。。


私の2013年は、リンパ浮腫に始まり、リンパ浮腫に終わりました。

今年が明けたころは、ここまで浮腫がヒドくなってはいませんでしたし、

自分がLVAを受ける、なんて思いもよりませんでした。


そもそも、LVAという名前すら知りませんでした。

(手術で治す方法がある、というのはうっすら知っていた気がします)


やはり、LVAを実際に受けた友達が出来たこと、

思いのほか、仕事をしていく中で浮腫が進行してしまったこと

この2つが大きく心を動かし、12月9日にLVAを受けることが出来ました。


放っておけば、どんどん進行すると先生には言われたので、

それを食い止められたらいいな、と思います。

そして、改善がみられた友人のように、私も半年後、1年後に

脚の状態がよくなればいいな、と思っています。


今日は、LVAレポートの最後の記事になりますが、とても大切なことを

みなさんにお伝えしておきたいと思います。


私が最初にLVAという手術を知ったのは、とある患者会に参加した日でした。

そこに集った12名ほどの、婦人科がんの治療歴のある女性たちの中に、

LVAを受けた方が来ていて、実際に術後の脚を見せてもらうことも出来ました。


その患者会での話題は、やはりリンパ浮腫に集中し、

みなさん、程度の差こそあれ、悩んでおられるんだなーということが分かりました。


でも、多くの方は 入院して手術するというところまで踏み切れない様子でした。


手術を受けるのは、お金もかかりますし、痛い思いもしなければなりません。

仕事も休まなければならない。。。等々、日常生活をある程度犠牲にしなくては

なりませんし、私も最初は「もう、手術はイヤだ」と思って そんなに興味は示しませんでした。

手術を決意するほどまでは、悪化していない方も 多いと思います。

マッサージと、ストッキングで、どうにかお付き合い出来てる方も多数ですよね。


そして、『LVAを受けたことにより、悪化した例もある』 という話題も出ました。


実際、その患者会の会員さんでもそういう方がいたとのこと。

それを聞いた その場にいた一同も、

「そうか、そんなリスクがあるなら、やめとこう」

といった空気が 一瞬にして流れました。


私自身、手術を受けるまで 万が一悪化してしまったらどうしよう・・・

という一抹の不安をもとに、手術を受けたのですが・・・


実際に、LVA手術をしている執刀医たちに 思い切ってこの質問を

ぶつけてみたところ、この話は 完全な 誤解、単なるウワサに過ぎない

ということが分かりました!


医師が言うには、

「LVAを受けたことが原因でリンパ浮腫が悪化することはあり得ない」

んだそうです!!!音譜


ですので、もしもそういう話を聞いたことがある方、

現在手術を検討していて、悪化のリスクが怖い方、

手術することが悪化の原因になることはないそうなので、ご心配なく~ニコニコ


ですが、実際に悪化している方はいるようで、

これは手術とは関係なく、リンパ浮腫が単に進行してしまっただけとのことです。

「浮腫が食い止められなかった例は、あります」とドクターはおっしゃっていました。


ガンをはじめ、どんな病も共通ですが、やはり悪化してからLVA手術をしても

リンパの機能がボロボロになってからでは、あまり大きな改善は期待できないそうなので

リンパ浮腫が 出始めたころに手術をすれば、状態も改善する可能性が高いそうですよ!


私は、まだ効果を実感するまでに至ってはいませんが、

先生は半年後ぐらいから、効果は現れてきますよ~ラブラブとのことでした。


また、3ヶ月後、半年後に、脚の状態をお知らせしたいと思います!





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