いや~、梅雨らしい梅雨と言うのも何だかジトジトとして余り宜しくはない塩梅でございます。
24日の公民館卓球大会も中止になり、すっかりテンションsagesageになってしまいました・・・
だからこそ
遠慮無しに試打が出来るというもの
今回のラバーはこちら
ネバギバのTRICKWAVE
このラバーなんですが、12日辺りに発売されていたのを発見し、何か情報が無いか探したものの何も無く、とりあえず注文してみたところ、先週の金曜日に届きまして・・・
その後、土曜日にWRMから試打動画が出まして・・・
あ・・・思ってたのと全く違った・・・
さてどうしようかと考えはしましたが・・・
うーん、と・・・
とりあえず中身は透けないタイプのゴムで、接着シート付き
これはちょっと嬉しかったですね
物は流石に国内製品だけあって綺麗な仕上がり
粒は指で倒すと倒れはするんですが、少し芯がある様な・・・
それで、密集してるのでこれは硬いラバーかとは思ったものの、逆に柔らかさを感じたりはしたいんだろうかと・・・
こんな感じに仕上がりまして・・・
球突きしてみますと、ゴッゴッと硬い粒の音がします・・・
そして、飛ばないですねこのラバー。
さぁ本格的に扱えなさそうな雰囲気が出てまいりましたよ
そんな精神状態の中、本日の練習にGO
前半ダブルス形式でフォア打ち等しまして・・・
粒での基礎打ちはしませんでしたが、とりあえずブロックからしてみました。
まず、飛ばない、ある程度真下~斜め下に振るとまぁまぁ切れて止まってくれますね。
フワッと触ってしまうとかなり食らってふかしてしまうので、もう全部突っつく位の勢いで絶対切るマンになるくらいの方が良いのかなと思いました。
相手のドライブが強くなればなるほど止まり、振れば振るほどに応えてくれるラバーですね。
上限は分からないんですが、真下にガンと振ったボールを相手が合わせた時にふかすくらいには切れていたので相当だと思います。
だからと言ってイリウスの様に引っかかりまくるかと言われるとそうでも無く、表面で擦ると滑ります。
そういう所もあって、こちらも相手もよく分からない回転の残り方をする事がごく稀に良くありました
軽打をすくい上げるように擦った時に発生しやすかった様な気がしましたが、この辺はよく分かりません。
咄嗟に手を出した時なんですが、上手くバウンド直後を捉えることが出来れば喰らわずにブロック出来るんですが、少し離れてまうと喰らってふかしてしまう事が多かったです。
フワッと触ると軽打でも喰らったりしたので、積極的に切る気持ちで構えていた方が短く収まる感じはしました。
レシーブはそこそこに回転の影響を受けやすいと思いました。
特に下回転をどう処理するのかが難しかった気がします。
逆にロングサーブ等は真下に切れば低く返るのでやりやすかったかな
当てただけではスピン反転も大した事ないので、レシーブも回転に合わせて振るとか、台から出るようなら強引に下に切るとかすると綺麗に切れたり、振りと違う回転が残って軌道が変化したりしました。
何かアクションを起こさないと何もしてくれないんだなと言う印象で、この辺はモロに硬いハイスペックラバーと言う感じがしました。
粒による攻撃は、かなり良い感触でした。
表面で擦りすぎてしまうと滑ってネットに直行でしたが、テンションでドライブ打つように食い込ませて打つ感覚で打つと普通にドライブが行きます。
垂直に立てて横に振るとナックルも出ますし、強い下回転をミートで打ち抜くのも思いの外やりやすかったです。
特にドライブは、ナックルだろうが上回転だろうが上手く捉えれば打ち返すことは可能だと思いました。
私自身はそこまでの技量が無く、インパクト出すのも苦手なので難しいですが、まぐれでやれたりしましたので、かなり技術は必要だと思いますがカウンター等も行けそうだなとは思いました。
軽打の処理が苦手かな~とは思いましたが、そこを技量と慣れで克服すれば使い手の性格によって神にも悪魔にもなれるラバーだと思います。
切る切らないの変化、回転を残す残さないの変化、遅いブロックからの早いプッシュ等、使い手の性格が捻じ曲がれば捻じ曲がる程に技量を必要とし、その技量が追い付いた時、ありとあらゆる台上での嫌がらせをする事が出来るようになります。
個人的には、これ・・・練習したくなりました
王道のペン粒~嫌がらせ専門まで、幅広くカバーしてくれるラバーですね。
ただ、粒を倒さないと、本当に何もしてくれないので、テンション粒とか当てただけスピン反転強めのラバーを使っている人が使うと多分ナックルしか出なくてサンドバッグになると思います。
最近使ったので近いのはイリウスでしょうか
私の感触としては、少し引っかかりを弱くしたイリウスOXと言う感想。
時々、Virusならもう少し曲がったとかやはり感じたりはしますが、あれとは違う変化をもたらしてくれますし、これを使う事でもしかしたら身に付く技術も有りそうだなと・・・
とりあえず、太陽pro極薄皮付きの赤が入荷したら、粒面を黒にしようかなとか思っております。
とまぁこんな感じで、馬鹿と変態は紙一重であるというお話はこれにて一旦お開き。
めでたしめでたし