2024年 スポ少大阪府大会 | 直心會 武勝館

 


今年は池田市の五月山体育館で

行われました。

 

ご準備していただいた先生方

ありがとうございました。

 

また、遠路、送迎・応援

していただいたご家族の皆様

お疲れさまでした。

 

我が道場からは18名が参加。

 

全員参加して欲しいところ

ですけども、

初めて参加してくれた子供も

いてたので、これからも

大会に参加する意義を地道に

説いていこうと思います。

 

今日のブログは

参加してくれた選手たちの

写真を貼りながら

大会に臨む俺の考えなんかを

書いてみたいと思います。

 

いつも子供たちに言うのは

大会とは

「試合」「ためしあい」

ということ。

 

相手がいてくれて

成り立つものなので

対戦相手に敬意を

払わなくてはならない。

 

また、その相手のためにも

全力を出し切るべき。

 

自分の技量が

どれほどのものなのかを

図る機会。

 

これは武道としての

大会に臨む心構え。

 

その反面、

競技としての面もある。

 

今回は

その競技としての空手道を

述べたい。

 

英語で言えば

「試合」とは「GAME」ゲーム。

 

ボード版で遊んだり、

テレビやスマホで遊ぶ

アレである。

 

楽しいもの。

 

ステージをクリアしたり、

経験値を上げたり。

目的はどうであれ、

結果を出し喜びを得たり、

難しいことにチャレンジして

失敗し、悔しがったり

するものである。

 

稽古で俺が100回言うより、

ゲーム上で実際に経験して、

自分の頭で考え、動くほうが

断然、理解度や修練度が

上がるのが早い。

これは自明の理。

 

なぜ、失敗したのか?

なぜ、負けたのか?

 

分析してその対策を練り、

試してみる。

 

成功した時には

その経験が引き出しの

一つになり、

厚みを増していく。

 

そうやって楽しむ。

 

 

昨日の大会の前に

子供達には次のように

言った。

 

今度の大会は

あくまでも通過点。

 

優勝したとか何位になったとか

結果はただの結果にすぎん。

 

試合をして

自分のあかんかったところを

見つけよ。

 

勉強しに行くんやで。

 

その次のステップのために

自分が次、何をせんと

いかんのかを探しに

行くんやで。

 

俺は子供って順応性があるから

試合の中で成長するもんや

と思ってる。

 

1試合目で経験したことを

取り込み

2回戦目になるとさらに

成長し、

帰るときには来た時より

絶対強くなるもんや

と思ってる。

 

それは子供たちの

試合に臨む姿勢にも

大きく左右される

と思うので、

そういう指導をしている。

 

あとは、周りの影響を

すごく受ける。

 

子供たちはやっぱり

ほめられたい。

 

俺にであったり、親に。

 

だから

側についていてあげるのは

すごく大事。

 

さあ、

今日から次に向けた稽古が

始まったわけやけども

どれくらいの子供たちが

俺の真意を

理解してくれてるか…。

 

子供達を信じ、

自分の信念を貫き、

共に成長していきたい。

 

ご家族の皆さん、

今以上のサポートを

お願いします。

 

俺は昨日の大会で

だいぶ勉強したよ。

 

子供たちよ。

俺に負けててはあかんぞ。

旺盛な好奇心と

チャレンジ精神を

俺以上に発揮してくれ!

 

昨日の大会で

すごく嬉しかったことが

もう一つあります。

 

俺は大会中、終始、

下のフロアで

子供たちの側にいてた

訳けやけども、

ウチの道場の声援が

すごくよく聞こえた!

 

各試合ごとに

2階の観客席から

声援や拍手が

音の塊のように届き

それに包まれるような

感じがして

一体感を覚えた。

 

チーム武勝館として

機能し始めたんだなぁ。

 

次の岸和田大会が

楽しみになった。