その2)良い占い師さんの見分け方……「自分を信じる」イコール「奇跡に身を委ねる」というお話 | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

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「さかぐちさんは勝手にストーリーを作り上げている」

偉い人に言われました。
「そうなんだ」と無理に飲み込んで、流されてしまいます。
他のメンバーも流されています。

私の内側に聞くと、怒っています。
「そんなわけないでしょおお? バッカじゃないのおお?」
そんなことをして、私に、なんのメリットもありませんしね。

失意の日曜日を過ごしていると、電話が鳴りました。

「うわぁあ」と私は慌てて美容院に滑り込みました。
夜7時40分でした。
この日は夜の7時に美容院の予約を取っていたのです。
私が謝ると、美容師さんが笑っています。



「今日、6時のお客様が6時50分に遅刻しちゃって……7時からさかぐちさんでしょ?
 二人同時にやらなきゃいけないなって困っていたんですよ」

私が遅刻した結果、美容師さんは、落ち着いて一人ずつお仕事ができたのでした。

「さかぐちさんが遅れるって珍しいですね。今日の日に限って」

はたと気づきました。

「これって、朝にサイババにお願いしたことじゃね?」

私が見えているサイババが本物かどうか、存在を証明するために、
私にも分かるカタチで奇跡を起こしてくれ。

これは奇跡です。
「しょうもねえ」「小せえ」と思われるかもしれませんが、
あんまり大きな奇跡を起こすと、関係者の運命を大きく改変させてしまいます。
どうでもいい、しょうもねえレベルだと思わせて、絶妙なラインを突いてきたのです。

サイババのアンチ(ファンの反対)が、論戦を仕掛けに帰依者さんの家に押しかけました。
一人、帰依者たちの部屋でサイババの写真を眺めていました。
写真からビブーティ(聖なる灰)が吹き出てきます。
部屋にやってきた帰依者たちに慌てて報告したら、
「俺たちを担ごうしたって、そうはいかないぞ」

神様は、その人にしか分からない方法で、その人だけに奇跡を起こします。
他の誰かに説明しても、一笑に付されます。
奇跡の説明に奔走することに意味はなく、大事なことは
「奇跡、起こされちゃったな」と、神様とのつながりを、感じることです。

本当の自分と向き合う、自分軸で生きる、自分に自信を持つとは、
誰かの評価から完全に切り離されて初めて成立します。
それを気づかせてくれるために、神様は私たちに、
それぞれにしか分からないプチ奇跡を起こしてくれるのです。

「もう私には先生はいらないなぁ……。あそこに行かなくてもいいか!」

「あそこに行かないと、自分解きができなくなっちゃうよ?」
と、他の参加者さんに、たしなめられます。

ですが、自分解き、内観の目的は、自分の力で、自分の気持ちに素直になることです。
誰かに頼らないとできない内観って、すでに内観ではないですよね?
誰か偉い人の意見が混入している時点でアウトです。

「どこか別の偉い人に移籍するの?」と言われました。
重ねて言いますが、
「誰か偉い人のところに通ってりゃあ、なんとかなる」
という発想そのものが、自分を信じていない証拠です。

私自身も相談者様に内観をご案内させていただくとき、
最初のうちは「これって、こういうことなんじゃないですか」
と、時間の都合上、指摘することはあります。

回数を重ねると、そのうち相談者様ご自身でやられるようになります。
徐々に私が先導役からサポート役に回っていき、
むしろ私が「なるほど!」と生徒役になるくらいです。
相談者様が、自分の力で内観をしていただくことが、私にとっての勲章なのです。


内観の極意は、自分の内側にいる神様に自分自身を委ねる。

最初は、できたりできなかったりします。
ですが、一回できるようになると、どんどんできるようになります。

「お前はインドで身につけたものをすべて失った、今すぐインドに行ってこい」
と、偉い人に怒られました。
まるで私が犯罪者にでもなったかのようです。
じゃあどうすればいいの? ということですが
「インドに行け」なのだそうです。
でも、日本に戻ったら元の木阿弥になって無意味なんでしょう?

インドでしか摂取できない栄養があって、
日本に戻ってくると、ガソリンメーターみたいに減っていき、最終的にはゼロになる、のだそうです。
穴の開いたバケツで水を汲みに、インドと日本を行ったり来たりする、不思議な試練です。

そんな不合理で学びのない試練を、サイババが仕掛けるとは思えません。
もしも貴方様が神様だとして、わざわざ遠いところから会いに来てくれた人に、そんな仕打ちをしますか?

インドから帰国後、私はサイババに関する書籍や動画を、ありったけ漁りましたが、
「帰国してインドパワーをなくした日本人は死ね」とか
「とにかくインドに来い」とか的な発言をサイババから聞いたことはありません。

「世界中が日本人のようになれば良いのに」
というようなことは言っていました。
日本の終戦記念日に、日本人たちの祈りを感じとった
サイババが日本をリスペクトしたエピソードがあるくらいです。



経験は蓄積していくものであり、減ってなくなることはありえません。

自転車は一度乗れるようになっていれば、数年乗らなくても、乗れます。
自転車が必要でない環境や時期があったり、健康上の理由だったりして
自転車に乗れないこともありますが、
「じゃあ死ね」とは誰も言いません。

内的エネルギーの世界であればなおさらです。
内的エネルギーとは、肉体を超えて、無尽蔵だからです。

美容院でサイババの小さな奇跡を受けた瞬間、私は気づきました。
インドにいたとき、マンディール(神殿)で鳩から枝、羽毛のプレゼントをもらって、
「サイババ、アンタの仕業だな」と言ったら、
鳩からのいたずらがピタッと止まりました。

あれも奇跡だったのです。
カタチに違いこそあれ、インドで起きたプチ奇跡が、日本でも起きました。

インドで得たパワーつまり経験は、日本に帰ると消失するものではなく、「潜在化」したにすぎません。
インドパワーを常時開放、というわけにもいきません。
約束の時間を守らない、仕事にやる気がない、結構ケチでがめつい……。
インド人みたいな発想の人が日本で生活しても生きづらいだけです。
ですが、日本人にはない、インド人的な発想が日本では必要とされている場面があります。
そのときにインドパワーを繰り出せば良いのです。

私は、日本で「失った」インドパワーを一生懸命、日本で再現しようとしました。
ですが、無理でした。
すでに私の中に同化していたものなのですから。

偉い人が思い込みで決めた「インドパワー消失バグ」に盲従して、
存在しないこと、やる必要のないことに一生懸命になっていたわけです。
私は自分で自分を見失っていました。
その一方で、「勝手にストーリーを作り上げている」と言われる始末です。

真に受けていた自分が可愛く思えてきました。

占いやスピリチュアルは、奇跡の一種です。
奇跡とは、偶然の一致とみせかけた必然です。
神様は、貴方様に奇跡を起こしたくて、ウズウズしています。

奇跡は、偉い人が否定したくらいで、消失しません。
本当の神様なら、貴方様に優しいです。

どんどん奇跡に身を委ねましょう。
毎回毎回、いいや、毎秒毎秒、奇跡を起こしてあげることです。

つづく

☆「さかぐちたつや」イベント情報☆

浅草のイベントに出店します!




6月6日です。
直近で申し訳ありません!!

浅草区花川戸2丁目6-5
台東区民会館にて、イベント専用の占いを行います。

①プチ霊視&ゆるヒーリング 10分 1,000円
②霊視ターンオーバー    30分 3,000円
※延長 10分1000円

是非お立ち寄りください!