有料メルマガのおしらせ「小林製薬の「紅麹」健康被害問題を霊視してみた」 | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

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有料メルマガの原稿を送信しました。
題名は
「小林製薬の「紅麹」健康被害問題を霊視してみた」となります。

4月11日17時頃 発行予定です。

今日は、小林製薬の「紅麹」健康被害問題を霊視してみました。

ここでクイズです。

雨が降っていました。
いっぱい傘が売れました。
何故だと思いますか?
正解は後ほど。



4月9日、小林製薬が製造した「紅麹(べにこうじ)」の
原料の機能性表示食品による健康被害問題、で死亡されたとされている5人について
厚労省が調査しました。
70代が3人、90代が1人、残る1人は不明だったのだそうです。
死亡者のうち3人に既往歴があり、それぞれ前立腺がん、悪性リンパ腫、高血圧・高脂血症・リウマチだったということです。

同日、日本腎臓学会による調査も公表しました。
95症例の大半で筋力低下やだるさ、脱水症状といったファンコニー症候群の症状を確認し、たんぱく尿が多く見られました。
透析が必要となったのは、3例のみで、
2例は、すでに透析が終了しているとのことです。
残りの1例は、持病があるため医師からは「サプリとの関連性は低い」という報告をうけていました。

同学会の南学正臣理事長は
「服用の中止で解決するケースが多く、そこまで不安視する必要はない。
 服用後に不安な方は腎機能の検査をすすめる」とのことです。

「紅麹だけが問題ではなく、個々の健康状態や生活習慣も関係しているのでは?」
「若くて健康な方がバタバタ死ぬなら分かるけど」
「亡くなる方って、基本的に腎臓が悪いですよね?」
など、ネットでは疑問の声が上がっています。

サプリを服用して、急激に腎臓が悪くなったというデータがない、
プベルル酸、とかいう謎の未知の青カビが原因ではないか、という意見もありますが、
厚労省や腎臓学会はそこには触れていません。

原料を取り扱う173人には、健康被害無しとのことです。
ですが、医療機関受診延べ1120人で、そのうち入院した人は延べ196人となかなかの数字です。

病院に行って、被害を訴えた方は、5人のうち1人は入院されたことになります。
大変だ、となります。

入院をするかどうかを決めるのは、お医者さんの判断です。
「こういう症状が出たら、入院」
という、なにか公の判断基準があるわけではありません。

同じ症状でもお医者さんによっては判断が違います。

お医者さんからの視点で、患者さんと向き合ってみます。

入院を決めたら、どういうときに退院するかも入院の段階で決めちゃいます。
いつまでも入院させておくわけにはいかないからです。

いつ退院するかの基準ですが、
たとえば、腹痛がおさまったら、ということもあります。
ですが、一番の目的は、検査することです。

入院は、隔離とか、いろいろありますが、検査することが一番の目的です。
採血、尿検査、エコー、いろいろあります。

「本日どうしました?」
「ニュースで紅麹の件をやっていて、私も同じ症状がありまして……」
紅麹のせいだと思い込んでいる場合もあります。
他の人たちの病原が紅麹であっても、目の前の患者さんが紅麹とは全く関係ないかもしれません。

お医者さんは、ありとあらゆる検査をするわけにもいきません。
費用がすごいことになりますので、
多少、「どんな検査をするのか?」と的を絞らないといけません。

そのために、問診と診察があります。
問診は、「症状はいつからですか?」といった質問で、
診察は、視診(顔色や目の様子を見る)聴診、といったことです。

診察をしながらも、問診をします。

「どんな症状ですか?」
「重い感じがする」
去年と比べて、体重が5キロ増えたこともあります。
「息苦しい」
 肺水腫かもしれません。
「おしっこの回数が多くて、泡立ちます」
サプリメントを飲み始めてから泡立ちだしたのか、
おしっこの位置が高いから泡立つのかもしれません。

「尿の色が濃くなった」
水分不足の可能性があります。

問診が細かくなります。
しかるべき検査を絞るためです。
触診……脚を握ると、パンパンになっていることもあります。

なぜ、足のむくみが起こるのでしょう?

肺は、血液に酸素を混ぜる役割があります。
血液が全身に回って、酸(ゴミ)を拾います。
酸を肺が二酸化炭素として出してくれます。
腎臓が、尿として酸を出してくれます。
正常に排尿できないと腎疾患になります。

腎臓がやられると、水の調整できなくなります。
心肺の血管が、パンパンになり、脚と顔がむくみます。
水は意外と重くて、体重が5キロ増えていることもあります。
心臓にも水がたまると、水風船を極限までに水を入れたようになります。
水風船は手で握りこむことができますが、パンパンだと握りづらくなりますよね。
それが心不全、不整脈、といった状態です。
心臓が動かなくなっちゃうと、肺に水がたまり、肺水腫になります。

腎臓はフィルターみたいになっていて、本当にいらないものを原尿として作り出します。

アルブミンというタンパク質の一種が、そのフィルターの編み目よりも大きく、外に出て行きません。
アルブミンが身体に残り続けると、
身体は「溶かしてやろう」となって、
身体中の水を血管にもどします。
血管に戻った水分が尿として排出され、全身のむくみを取ってくれます。

腎臓のフィルターが緩くなると、アルブミンが尿に逃げるようになります。
タンパク尿、アルブミン尿、低アルブミン血症と呼ばれる症状になります。

このようにお医者さんは、問診、診察を通して様々な判断をするわけです。
診察だけでは分からないから、大事を取って、
「じゃあ一晩入院して、検査しようか?」となるわけです。

別に紅麹が原因かどうかなんて、お医者さんは断言しないものです。
もしも断言して、他の病原……真犯人を排除してしまったら、患者さんが大変です。
紅麹イコール入院とは限らないのです。

最初の問題に戻ります。

雨が降っていました。
いっぱい傘が売れました。

答えは、強風で傘が折れたから、です。
雨が降ったから、とは一種の思い込みなのです。

サプリメントを飲んでいました。
腎不全になりました。
何故ですか?

サプリメントのせいだ……とは、お医者さんは、必ずしも言えないのです。

なかなか不思議な紅麹の健康被害問題ですが、
霊視してみたいと思います。