その3)たまのををガチで辞めようと思った話~夢を叶えるとは、何者かにならずに、現実逃避をすること | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

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普段ふわぁ~としていた人が、
急に周りを敵視する……サバンナモードになったら、
イリアさんはどう思うでしょうか?

私は、オリーブちゃん(サバンナモード)になっていたのでした。

そうです。
オリーブちゃんは、もう一人の私。
私の可能性の一つ、分岐点の一つだったのです。

「何者」かになりたい。

何者か……人生の成功者にならないといけない、という思い込んでいました。

人生の成功者となって、自分の存在証明をしたい、自分の居場所がほしいのです。

家族の中で、存在を否定され、居場所がなかった人たちが、
何者かになろうとしたり、濡れ衣を着せようとしたり、必死です。

84歳の父親が家を買いたい、と言っています。
家を買うことによって、存在証明をしたい、居場所が欲しい。
何者かになるとか、ズレますが、根本は一緒です。

私は巻き込まれたくないので、不参加を表明すると、
父親は烈火のごとく怒り、私に濡れ衣を着せて、自分を正当化します。

現代日本人が欲しいもの、それは、存在証明と、居場所なのです。

ですが、存在証明や居場所なんて、他人や外からもらえるものではありません。

内側から湧いて出てくるものです。

自分の内部にある良さだけを見れば良いのです。
川越が、鎌倉になれなくても良いのです。

私の場合、インドでセッションを行う、という構想は
去年のインドにいるときから、ありました。

お客さんを集めよう……別に悪いことではないのですが、
インドから帰国して、準備をしていくうちに、外部の評価を求めようとしていました。

集客の……なんかこうカリスマみたくならないといけない、と思うようになっていました。

自分以外の何者かになろうとして、ならなくて、なれなくて、
結果を出せず、「俺は駄目な奴なんだ」と自分が劣った存在だと思うようになります。

30点の失点で母親に死刑宣告をされてきた私の、悪い癖が発動します。

私は私を蔑(さげす)んでいました。

自分自身に濡れ衣を着せていました。

自分自身に死刑宣告をしていたのです。

そこがイリアさんの「変よぅ」の意味でした。

「心の傷を癒やすために何者かになろうとして、なれないから自分に死刑宣告」が、私の癖なのでした。
癖を回していき、どんどん変になっていきます。

さかぐち家の呪い、みたいです。
どの家にも多少なりとはあると思います。
オリーブちゃんの方が強いかもしれません。

癖を回しているときって、自分が自分でなくなります。
誰かに操られているようなものです。
癖は誰かとの関係によって、外付けされたものだからです。

ご本人の意思に関係なく、浮き上がってくるものなので、癖が出てきても、ご自分を責めないことです。
ご自分に濡れ衣を着せないことです。

もし、そうなったら、
濡れ衣をスパッと切り捨てることです。

「それはアナタが私に着せようとする濡れ衣ですから、応じません」
「本当に私を変えたければ、言い方を変えてください」
足がかりさえ作ってしまえば、そのうち、誰かに濡れ衣を着せられても、
相手に言えるようになります。
さらにレベルアップすると、誰からも濡れ衣を着せられないようになります。

加害者はいつか被害者になり、被害者はいつか、加害者になります。
加害者にも被害者にもなりたくなければ、
まず自分が被害者であることを辞めることです。

イリアさんから離れていった人たちが頭によぎりました。
イリアさんは、あくまでも体重計です。
体重計を前にして被害者ぶっても仕方ありません。

イリアさんから離れていった人たちは、イリアさんを見ていました。
私はイリアさんを一回切り離して自分自身を見ました。
この違いでしょう。
イリアさんを追いかけるよりも、自分の悪い癖を探すことに専念しました。

結果、ふわ~とした感覚が甦ってきました。

柔らかい、ふわ~とした、インドにいる感覚であれば、
集客といった、たとえ同じことをしていても、世界は違います。

「ふわ~っとしていて、どうするの?」
「現実に立ち向かわないといけないでしょ?」
と思われるかもしれません。

ですが。





「夢を叶える」とは、現実逃避を現実化することです。

もちろん、地震が起きたら、
現実逃避をしていないですぐに安全な場所まで逃げるべきですし、
嫌われた相手に、いつまでもつきまとってはいけません。

そういう意味ではありません。

嫌なことから逃げて、やりたいことに集中することです。

会社を辞める、恋人と別れる、実家に帰らない、現実の責任を引き受けないことです。
AIは、「こんな仕事したくねえ」という現実逃避から生まれたものです。
発明品は「やりたくねえ」からスタートします。

会社勤めが嫌でせっかく個人事業主になったんだから、
都合の悪い人は排除しちゃっても良いです
オリーブちゃんが「偉くもない人」に
上司と部下の関係をもちかけるのは、もったいないです。

都合が合わないなら、無理してでも合わせる、ということが社会人では要求されますが、
個人事業主になったら、合わないなら合わないで問題ないのです。
都合が合う人だけ関係者にすればいいのです。

人に合わせすぎると、狂い死にする性質の人間もいるわけです。
都合が合わない人同士、顔を向け合ってもイライラするだけです。
お互いに濡れ衣を着せるために、潰し合い、結局は破綻するだけです。

「都合の良い人」だけを集めましょう。
個人事業主の特権です。

オリーブちゃんが、夢を叶えるときに上手くいかないときは、
「上下関係をつくる」癖があるのに対し、
私の場合は「30点を失点すると、残りの70点を0点だと思い込む」からの
「死にたくなる」癖があります。
二人とも似ていますが、微妙に違いがあります。

悪い癖をスパッと切り捨てることです。

自分の心の状態が世界を作り上げるのであれば、
常に心の状態に気を配りたいところです。

自由でいたいという気持ちがあるのなら、
自分を自由でいなくさせる癖を排除することに集中すればよいのです。

おしまい