有料メルマガのおしらせ「ドラゴンボール執筆時代の鳥山明さんを霊視してみた」 | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

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有料メルマガの原稿を送信しました。
題名は
「ドラゴンボール執筆時代の鳥山明さんを霊視してみた」となります。

3月11日17時頃 発行予定です。



今日は、ドラゴンボール執筆時代の鳥山明さんを霊視してみました。

3月1日、鳥山明さんが、急性硬膜下血腫により亡くなりました。
68歳でした。

鳥山明さんは、
1978年に、週刊少年ジャンプ「ワンダー・アイランド」で漫画家デビュー。
1980年「Dr.スランプ アラレちゃん」連載開始。
1984年「ドラゴンボール」連載開始。
1986年ドラゴンクエストのキャラクターデザインを開始。
「アラレちゃん」のアニメは最高視聴率39.6%
ドラゴンボールは、コミック累計発行部数2億6000万本と言われています。
多くの漫画に影響を与え、アメリカ、中国、フランス……世界的なファンを抱えた、大作家です。

鳥山明さんを霊視してみました……。

というのですが、この方は実に空っぽな方です。

漫画「ドラゴンボール」で時間が止まった部屋があります。
「精神と時の部屋」というのですが、真っ白な世界です。
地球と同じくらいの広さで、一軒家がポツンとあるようなところです。
外の世界が一日で、部屋の中は一年経過するというものです。
外界の刺激に影響なく主人公たちがそこで修行をする描写があります。

ですが、仕事モードになると集中力を発揮されて、黄金のオーラに包まれるようになります。
超サイヤ人といって、「ドラゴンボール」で主人公が戦闘態勢になると、
金色のオーラを身に纏います。

ですが、仕事以外のときになると、プツ……と白い世界になります。

「何か皆さんにお伝えするようなことはありますか?」
とご質問させていただきましたが、
「もう僕の役目は終わりましたから、皆さんにはよろしく伝えておいてください」
と、とても低姿勢な方でした。

「何者になろう」という私欲は特になかった方です。
できるなら、ずっと白い世界にずっといてたいような方でした。
お馬鹿なことを考えて、クスッと笑うのが好きです。

「Dr.スランプ」(アニメ版は「Dr.スランプ アラレちゃん」と区別されています)で

1955年、愛知県名古屋市で誕生されました。
家は貧乏で、食べ物を買うお金がないときは、ご両親は踊っていて、
鳥山明さんは絵を描いて、空腹を紛らわせていました。
鳥山明さんは、欲しいものを絵に描いていたのだそうです。
おうちの経済状況が改善されると、絵画教室に通いはじめます。
小学校の写生コンクールで数回入賞、高校時代には漫画研究同好会に所属し、
美化キャンペーンの部で入賞するほどの実力をお持ちになられました。

文字のデザイン会社に就職されますが、
遅刻を繰り返し、長続きしません。

たまたま喫茶店で、賞金50万円の漫画家大賞を見て、漫画を執筆し始めます。
少年漫画雑誌「マガジン」に持ち込もうとしましたが、締め切りに間に合わず、
少年漫画雑誌「ジャンプ」に「アワワワランド」を出しますが、ふるわず。
編集者の鳥嶋和彦さんに見初められて、デビュー作品「ワンダーランド」をジャンプに掲載させますが、
最下位でした。

ここから、鳥嶋和彦さんの視点になります。

仕事が大嫌いな鳥山明さんに対して
編集者の鳥嶋和彦さんは、漫画が大嫌いでした。
学生時代はずっと本を読まれていて、作家を志しますが、
自分が本を書くより読むことが好きだと分かり、編集者を目指します。

集英社……小学館の娯楽雑誌部門だった……に就職されます。
ですが、鳥嶋さんは、漫画を読んだことがありません。

ジャンプの漫画を読んでも面白くありません。
竹宮恵子さん、萩尾望都さんの漫画を読んで、心を打たれました。
鳥嶋さんの好きな漫画が、売れる漫画とは限りませんでした。
売れる漫画がつまらない、
つまらない漫画がジャンプに載っているだけだと気づきます。

漫画を読みまくります。
明らかに読みやすい漫画と読みにくい漫画がある、と気づきました。
ちばてつやさんの「俺は鉄兵」が読みやすい、と思いました。
わずか19ページですが、手塚治さんはストーリー通りに進むのに対し、
ちばてつやさんの漫画が感情で動く、と分かります。
ここに、コマ割りという漫画独特の文法があることに気づきます。
当時の編集者は、先輩と後輩との関係があっても、お互いに漫画家との接し方を共有するなんてことをしていませんでした。
鳥嶋さんが身につけた「読者に読ませる文法」をひっさげて、
平松伸二さんの「ドーベルマン刑事」の担当になります。
原作付きの漫画ですが「面白くない」鳥嶋さんと思いました。

キャラのかき分けができていないので、誰が誰か分からない、となりました。
新キャラが出てきたのですが、似たキャラばっかりです。
入稿するタイミングで、描き直しを平松さんに指示しました。
何もナシで描き直しさせることはできなかったので、
当時人気だった榊原郁恵さんをモデルにした可愛い新キャラに変更するように言いました。
平松先生は徹夜で書き直します。
可愛い新キャラの登場により、「ドーベルマン刑事」が読者アンケートで3位になりました。
新キャラをメインにしたお話は、1位でした。
平松さんはハードボイルドな刑事ドラマを書きたかったのですが、
ポップなラブコメ調になってしまいました。

鳥嶋さんは、漫画家に路線変更を迫る、仕事ができない編集者だと社内では思われていました。

そんな中、鳥山明さんを見いだします。
絵は下手だけど、才能を感じます。
絵コンテの段階で、鳥嶋さんは自身が発見した「売れる法則」を
鳥山明さんに徹底的に叩き込んだのでした。

「少女を主人公にしろ」
と鳥嶋さんは鳥山明さんに迫ります。
難色を示す鳥山明さんに
「女性を主人公にした漫画を読みきりで書け。人気が出たら女性主人公でいけ」
と賭けをしました。
鳥山明さんはイヤイヤ書くのですが、果たして、「ギャル刑事トマト」は大人気となったのでした。

出世作の「Dr.スランプ」ですが、ドクタースランプのあだ名をもつ則巻千兵衛ではなく、
少女ロボットのアラレちゃんが主人公になりました。

連載が進むにつれ、ライバルの登場が必要となりました。
鳥山明さんが何回デザインしても、鳥嶋さんから却下されます。
「一番嫌な奴を書け」と鳥嶋さんが言うので、鳥山明さんはマシリト……という鳥嶋さんそっくりの悪役を作りました。
鳥嶋さんの大反対に反して、読者に大受けしました。
編集長の太鼓判もあり、
社内でも、鳥嶋さんは、マシリトと呼ばれるようになりました。

鳥山明さんを語る上で、マシリト、いや、鳥嶋さんのキャラが面白いので、もう少し
鳥嶋さんのエピソードを絡めて、
ドラゴンボール執筆時代の鳥山明さんを霊視してみたいと思います。