心の傷を癒やすと、チグハグがなくなり、人生が勝手に好転する、というお話 | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

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人生は楽しむためにある。
ブロックを外して、生きやすい世界を目指します。
LINEチャット専門占い師(対面も通話も可能です)。


「さかぐちさん、大変! ○○さんが、今夜、練炭自殺するんですって? どうしよう?」
 SNSでそんなダイレクトメッセージをいただきました。
 ○○さんなる人がどんな人かは知りませんけど、
 ○○さんは、次の日も生きています。
「溺れている人と一緒に溺れてはいけません。今、アナタがやるべきことは、アナタが幸せになることです」
「あ、そうか。あたしが一番幸せになれること……。じゃ、お風呂入ってくる!」
「そうそう、その感じ」
「……よく考えたら、○○さんって、顔も知らない人だったわ」
 この方は、○○さんとは、SNSで知り合ったのだそうです。

知らない人の問題まで、首を突っ込んだり、いちいち背負い込んだりしないことです。

心の傷が強く、人間関係で悩みやすい人は、人間関係のチカラ配分が、チグハグです。

どうでもいい人のために頑張って疲れ切り、大切な人をないがしろにしています。
毒親と呼ばれる人たちが、お土産を配ったりして、近所では評判だったりしますよね?



話を変えます。

父親に銀行振り込みを頼まれます。
いちいち銀行の窓口に行って、番号札を取られるまで待ち、何分も待たされる……。
毎月定額のものですから、口座振替をした方が早いです。

ですが、父親は「やらない」とカレーを食べながら、顔を真っ赤にして怒り狂っています。

その反面、銀行から呼び出され、新商品の勧誘を受けると、支店長にヘコヘコしています。

銀行の奥の部屋で、欲しくもない新商品を買うべきかどうか私に聞いてきます。
時間の無駄です。
別に銀行からお金を借りているわけでもないのに、何故かヘコヘコしています。
チグハグしています。

なんだか疲れます。

小さい頃からずっと、このチグハグさに私は疲れていました。
改善することを伝えても、頭ごなしに否定されてしまいます。
チグハグな行動が善とされ、それ以外は悪となります。
チグハグな行動の結果、全体的におかしくなります。


「どうしましょう?」
と、サイババを呼び出しました。
ナマスカール(聖者の足の甲にキスをする風習)をすると、
サイババが私の頭に、花束で作った輪っかを投げました。
花輪は白い光に包まれていて、具体的な花の色が見えません。

「なんですか、これは?」
目を閉じると、私の頭上で浮かび上がります。

「……天使の輪?」
意味が分かりません。
天使の輪に意識を集中すると、身体から感覚が外れます。
天使の輪に意識を集中しない方が良い、と直感的に分かりました。
天使の輪を投げても意味がないし、
使い方がよく分かりません。

ですが、分かったことがあります。

父親にも心の傷があるわけです。
父親が子どもの頃、父親の父親……祖父に同じようにやられたのです。
ですから、子どもに限らず、人間関係においても、チグハグな状況を作り出して、
自らの傷を癒やそうとするのです。

構造が分かりました。

僧帽筋……首筋から肩にむかって走る筋肉が痛いです。
一週間に1、2回懸垂をしているのですが、筋肉痛にしては長引いています。

封印していた、心の傷が、身体の痛みとして浮き上がりました。

「あれ?」
となりました。

出てきた映像は、セッションが終わり、相談者さんをお見送りしたときのことです。

そのあと、相談者さんが再度、ご相談に来られることがごくまれにあります。
そのとき、「あれ?」の感覚が甦りました。

二回目の相談内容を、私は知っていたのです。

知っていた、とはどういうことかと言いますと。

セッションの終わりに、相談者さんの中で、痛みがフワッと浮き彫りになることがあります。
心の傷が癒やされると、「次は私を癒やしてください」と別の傷から注文が入るわけです。

気づいているのに、何もお伝えせず、相談者さんをお見送りし、そのままアフターケアもしない……チグハグさです。

そのときに、自分のチグハグさに気づいて、「あれ?」となるのです。

「被害者は加害者になる」のです。
父親にチグハグさを叩き込まれた私が、相談者さんにチグハグをやってしまっているのです。
「気づいているのに、なんで言わないの?」
と自分に問いかけました。

「怒られるかもしれない……」

「怒られるかどうかは、相手の都合でしょう? なんでそんな想像をするの?」

「自分自身に自信がないから……」

自信がある、ない、は自分の勝手です。

何事に対しても自信がない。

選ばれる価値もない……そんな自分がいます。

ですが、これはブロックです。
心の傷です。

親の言うことを聞きすぎていると、自分に価値がない、と思い込むようになります。
自分に自信がなくなっていきます。
全身これブロックです。

正月で「誰も来ねえ」と呟いている一方で、
本当にセッションが必要な人には、「また来てください」と伝えられません。
「神さまのエネルギーを通すこと」が目的の一つなのに、怖がってできません。

チグハグです。
チグハグなことを善とする癖が、染みついているのです。

チグハグをやめることです。

チグハグをやめるには、ブロックを外せば良いのです。

これまで、誰かに理不尽なことを強要されると、自分を見失っていました。

アタマに血が上って反論する、
なんとか相手を言い負かせる、やりこめる、
相手との縁を切る、
自分の感覚を鈍らせて、自分で自分を分からないようにする……。
としてきました。

ですが、どれも人間関係を破綻させるだけです。
自分を不幸せにして、ますますチグハグな人生を歩む結果になります。

相手をどうにかしようとするよりも、まずは自分自身を幸せにすることです。

「愛している……」と、この痛みに伝えることです。
腹が立つので、父親には伝えません。
伝えなくて良いです。
自分自身の肩の痛みに伝えるのです。

「愛している」と言い続けます。

すると、暖かい光が、天から柱のように降ってきました。
光の柱が、私の頭上にある花輪……天使の輪を通って、肩の痛みを包み込みました。

痛みが消えました。

暖かい気持ちの中、
口座振替の用紙にすべての記載事項を書いて、父親に渡しました。
「考えとく……」
と、父親は怒らなくなりました。
まだ印鑑を押していません。
さっさとやれよ、と思いますが、徐々に人は変わっていくものです。
いずれ認めるようになります。
私の心の傷が癒やされるたびに、父親のチグハグさ加減も癒やされていくのです。

さて、「あれ?」と相談者さんの心の傷に気づいても、
相談者さんを呼び止めることができなかった私を、
もう一度見てみます。

呼び止められない、これは、私のブロックです。
このブロックは、心の傷から膿まれた? ……生まれたものです。

「相談者さんに次回も応じていただけるかどうかは、相談者さんが決めることだから、
別に私が思い悩むようなことないじゃん」
と、思えるようになりました。

相談者さんが決めることに、
私がどうこう想像して手を引っ込めることは、勝手な思い上がりというものです。

そんな反省の念が出てくると、相談者さんの身体に点在する、心の傷が見えてきました。
モグラ叩きみたいになってもいいから、心の傷を、各個撃破していくことです。

時間を掛けても良いから、提案して怒られても良いから、確実に癒やしていくことです。

そうすれば、その方の人生が癒やされ、愛と幸せに包まれます。

「その痛み、そのブロック、癒やしたいです。是非、次回やりましょう」
と、お伝えしていけるようになりたいです。