リエッセ・座席交換 | バス★ボラ 【バス・ボランティア・サービス】

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自家用バスを使ってのボランティア活動を中心に紹介しています。
所有バス:リエッセ(路線系)平成12年式
ボランティア活動は地元での福祉団体の送迎のほか、被災地復興支援で主に東北方面へ出向いています。

あれこれいじっているマイバス・リエッセですが、今回は座席交換にチャレンジしてみました。


オークションで格安で手にしたマイクロバスの座席。
若干汚れてはいるものの、モケット地で3点式シートベルトを備え、僅かながらもリクライニングする代物。
シートベルトを見たら、まだ5年も経過していない新しい座席と判明!
そしてなんと、自立できるよう足は後から自作で作ったようで、かなりしっかりした造りとなっていました。

従来のリエッセの座席と並べてみました。

ほぼ同じ大きさですが、背もたれの高さが違いますね。

写真ではわかりませんが、クッションもマイクロバスのほうが少し柔らかめでした。

ちなみに、肘掛は付いていませんでした。


取付にあたり、まずは洗浄。
布団叩きの要領で座面や背もたれを叩くと埃がたくさん出てきました。
その後、コロコロシートで表面の汚れをはぎ取り、
次に掃除機で丁寧に吸い取ります。
その後、固く絞った雑巾で表面を拭き上げ。
雑巾の色が変わるくらいでしたので、相当汚れていたと推察。
そして乾燥。
この日は天気が良く、風も強かったので絶好の天日干し日和。


次に、バスに取り付いていた座席を撤去。
かなり広々とした空間が生まれました。

もともとこの状態だったのが・・・


こんな感じになりました。

荷物運搬も兼用するなら、これも悪くないかな?なんて思ったり。


続いては、座席取付の大まかな位置決めをします。
シートリクライニングするので、その分の後方のスペースも確認。
すると、この座席の片持ち支持と、リエッセの座席の片持ち支持の高さがほぼ同じと判明。
そこで、自作の脚は片方切断することに。
鉄鋸はなかったのですが、ディスクサンダーがあったので、これを使って丁寧に切り込みを入れていき切断。
表面はサンダーをやすりに交換して仕上げました。
艶消しブラックを拭いて、午前中の作業は終了。


一休みして、午後、いよいよ座席の取付です。
位置決めをして、元あった床面の取付ねじ部を活用し新たな足に追加で穴あけ。
窓側は側面支持のボルトで固定。


完成しました。

なかなかいい感じです。
違和感は全くないですね。

リクライニングもばっちりです。


この座席の後部は中ドアになるので、視界も妨げないですし、むしろ安全かと。


是非皆さんも、新しい座席の座り心地を試しに乗りに来てくださいね♪