2024・2・27 蘇りの爺ちゃん しみじみと想う! | 築山 佛心堂のブログ

築山 佛心堂のブログ

奈良県大和高田市にある小さな小さなお仏壇屋さん「築山 佛心堂」です。
知識と経験ではピカイチのおじいちゃんと、
若さと素直さが取り柄の20代の僕達と、
お母さんみたいな強くて優しいミキちゃんのブログです。

こんにちは! 奈良県大和高田市築山の仏壇店「築山 佛心堂」の蘇った爺ちゃんで~す

「三連休」の疲れ残ってまへんか? 春の足音が聞こえたり遠くなったり「体調管理」に

「忙殺?」されてま

爺ちゃん所の「白梅」は真っ盛り 我が店の前「高田川の桜嬢達」も虎視眈々「出番」

待ちしてますし 何やかや言うても「暑さ寒さも彼岸まで」でっせ!

12日の東大寺二月堂の「お水取り」➡17日~の「春彼岸」が済めば日本縦断「桜前線」

スタートランニング てな「具合」で「文字通り」「爛漫」の新年度の幕開けですわほっこり

ところで爺ちゃん! 昨晩久し振りに少ない蔵書の「本棚」整理をと「発作的zzz」に思い

付いたと思いなはれ

整理開始のスタートの「轟音」と同時に目に留まった一冊が「運の尽き」あせる

その途端に「戦線離脱」あせる

その一冊と問われれば「石川啄木詩集」で 若かりし頃「口遊んだ」馴染み深く「縁」の

詰まった本である事を「思い出し」 ついつい誘われるが如く開いてしまった事が「原因」

と思いなはれ

   不来方(こずかた)の 

        お城の草に寝ころびて

           空にすはれし十五の心

啄木が岩手県の盛岡城にのぼり 初夏であろう厚い草の上にゴロリと横になって 流れる「雲」

を観て書いた「詩」とされている「作品」で 

爺ちゃんも若気の至りあせるで「某所(城)」で真似した(家族には内緒にしてま)ほっこり記憶に残る

「詩」で あの頃に帰る事の出来る「詩」ですね

あの頃の「自分」から 傘寿を迎えた今の「自分」の大きな違いは何やろか!?と尋ねられた時

「赤面」しながら 今の「自分は 余りにつまらない事に「囚われ」「自在」の動きを失くして

しまい 実に「つまらない人間になってしまっている」ようだビックリマーク 

と答えざるを得ない「自分」に チィ~とばかり寂しゅうなった今日この夜でした

           行雲流水

あの頃のような「青雲の志」をもった自分に今一度逢ってみたいと想う今日この頃でした

               物は捨てても捨てられないものが一杯の

                     築山 佛心堂の捨てられない爺ちゃんでした