自宅の窓から素敵な夜景が見えると、その日の疲れも癒されるだろう。
夜景を見ながらお酒を飲んで、優雅な気分に浸りたい。

しかし素敵な夜景が見えるマンションというのは、なかなか無いし、
あっても家賃は割高になる。
夜景のポスターを貼ってもいいが、
矢張り静止画とリアルタイムの動画では臨場感が違う。

そこで、夜景の綺麗なビューポイントにカメラを仕掛けておき、
マンションの窓に夜景が表示されるようにすることはできないだろうか。
10箇所くらいの夜景をその日の気分で選ぶことができれば、尚の事良い。

マンションに限らず、レストランやバーなどにもニーズはあるのでは。
タクシーに飛び乗ったはいいものの、渋滞で予想以上に時間がかかり、
こんなことなら地下鉄を使えば良かった、と思った経験はないだろうか。

そこで、出発地、目的地、道路の混雑状況などをもとに
ここからタクシーを使ったらどの程度の時間で目的地に到着するかを
自動計算してくれるサイトがあればいいなと思う。
技術的には結構簡単に作れそうな気がするのだが、どうだろう?

初期投資や固定費は少なそうなので、
タクシーの無線呼出しと提携したり、
行き先周辺の飲食店なども表示して広告料を取れば
採算は合うのではないか。
残業食を買いにコンビニに行って、好みの弁当やサンドウィッチが売切れだと
結構寂しい。
コンビニに行く前にオフィスのPCから、コンビニの陳列棚が見れたらいいのに
と思う。

コンビニのPOSデータが見れれば越したことは無いが、機密情報なので、
例えば弁当やサンドウィッチの棚の前にカメラを取り付けておき、
その映像をリアルタイムで配信するサービス、というのはどうだろうか。
プライバシーの問題もあるので、画像は保存できないようにする。

ホームページからコンビニの店名を選ぶと、
その店の陳列棚のリアルタイム映像が配信される。
そんなサイトがあれば便利かなと思う。

映像のリアルタイム配信システムをホームページに実装できるサービスは
他にも色々使えるかも知れない。

曲のメロディは頭に浮かんでいるのに、
タイトルが思い出せない、或いはタイトルを知らない、という経験はよくあるだろう。


そんなとき、友人に聞いたり、或いはCDショップの店員の前で歌ったり
(ちょっと恥ずかしいが)するしかないが、もっと効率的な方法はないだろうか。


例えば、携帯サイトにアクセスし、携帯の話口からリズムを口ずさむと
その音階を自動認識し、それに最も近い曲の候補が自動選別される
というようなサイトがあるといいなと思う。


音声認識技術がどの程度まで進んでいるのか、よく分からないのだが、
日本語を正確に認識するよりも、音階を認識する方が簡単な気がする。
(そうでなかったらごめんなさい)

適材適所という言葉があるが、各人が自分の能力を活かした仕事をすれば
それだけで経済生産性は飛躍的に向上するだろう。
何より、皆が自分のやりたい仕事をするようになれば、
世の中もっともっと活性化するはず。


以前に比べて大分流動化は進んでおり、今や転職は珍しくなくなった。
しかし各人が自分の能力を活かしてやりたい仕事ができているかというと、
多くの人は自分の夢や適性について真剣に考える暇が無いというのが現実だろう。


そこで、各人の夢や適性を徹底的に考えることをサポートするビジネスを考える。


適切な質問により相手の考えを整理するノウハウはある程度確立されているので
そうした知識を持ったカウンセラーと徹底的にディスカッションを行い、
納得の元で次に取組むべき仕事を明らかにし、それに合った転職先を紹介する。


このビジネスは効率性に難があるが、
こうしたプロセスを経た人は転職後のパフォーマンスも高いだろうし、
転職者自身の満足度も高いだろうから、転職候補者の囲い込みも図れる。
カウンセリングプロセスをある程度定型化できれば、
収益性は確保できるのではないか。


週刊誌に限らずマスコミというのは一般的に
他人の揚げ足を取ったり、他人の醜い面を暴き出したりすることに
重点が置かれる。

そのようなゴシップネタを欲しているのが我々一般大衆であり、
ゴシップ満載の方が売上部数も伸びるというのも事実だろう。
また、マスコミによる徹底した真相追究により事件が解決することもあるので
こうした役割を否定するものではない。
しかし、醜い話を聞いていると自分の心も醜くなるようで、何とも寂しい。

そこで、発想を変えて、美談のみを集めた週刊誌を作ってはどうか。

誰かが人助けをしたとか、多額の寄付をしたとか、
心温まるニュースのみを取り上げた週刊誌。
読むと元気になり、自分も頑張ろうという気持ちになるのではないか。

部数はそれ程見込めないかも知れないが、
そうした週刊誌に広告を載せるのが一種のステータスになれば
広告料で結構賄えるかも知れない。

多少値段が高くても、こんな週刊誌なら買いたいなと思う。

洋服を売る店に行くと、スペースの問題もあるのだろうが、
マネキンに着せてディスプレイしているのは数着に留まり、
残りの大半は単に展示棚に並べてあるだけである。


センスのいい人は、そこから自分の好みの服装を選ぶだろうし、
或いは親切な店員が居れば色んな組合せを相談することもできる。
またデートの場合などは、恋人に服の組合せを相談するのもいいだろう。


しかし、予めTPOに応じた服装の組合せが幾通りも展示されていれば、
その組合せから選ぶ楽しみが生まれる。
さらに社交的な人向け、内向的な人向け、活動的な人向けなど、
着る人の性格に合わせた服装の組合せのパターンが示されていれば、
それに合ったものを選ぶことができる。


物理的なスペースの問題で、マネキンを何十体も置くことはできないが、
立体系を投射する技術は比較的安価に手に入ると思われる。
例えば画面上で、自分の性格と、服を着るTPOを選択すると、
自動的に10パターンくらいの服装の組合せを立体で見ることができる
システムが店内にあるといいなと思う。

ランチタイムは、仕事の合間のホッとするひとときである。

特に美味しい料理に出会えると、午後のやる気も沸いてくる。


しかし昼休みの時間が限られていることもあり、

新しい店を開拓する余裕も無いまま、ワンパターンに陥りがちである。


そこで、その日のお薦めランチを紹介するサイトがあると良いと思う。


自分の会社の位置を登録しておき、その日の気分を入力すれば

お薦めのお店とランチメニューが表示される。

過去の行動パターンを記憶していて、

好みにあって、かつワンパターンにならないように自動選択されると

尚のこと良い。


収益は通常のクーポン雑誌と同じく情報提供店から得ることとするが、

店側としても客のパターンを把握できるので、付加価値は高いだろう。
ダイエーをはじめ、スーパーマーケットが振るわない。

これは個社レベルの問題ではなく、
安く仕入れて安く売るというスーパーマーケットのビジネスモデルが
時代に合わなくなってきたということだと思う。

そこで発想を転換する。
スーパーマーケットは食材というモノを売るのではなく、
「食生活のスタイル」を売ると考える。

最近で言えば、健康やダイエットがキーワードであり、
スーパーマーケットの顧客ターゲットである主婦層の関心も高い。
そうした顧客向けに、健康に良い食材の組合せに料理のレシピを添えて販売する。
食材の組合せを、1日に3パターンくらい作成し、1週間毎日変える。
そうすると3週間は夕食のメニューに困らない。

さらに、お客様にテーマやメニュー作りに参画してもらう。
自分や知人が考えたテーマやメニューが店頭で並んでいれば、
店への愛着心が湧きリピート率も上がるだろう。

これは起業家向けというより、既に店舗を持っている会社向けかな。
初期投資が結構かかるので。