おはようございます。
昨日のブログで、「日本人が英語ができない理由」について書きました。
だいたい、こんな感じでしたね。
「必要がないから」
「学校教育が文法中心だったから」
「日本語と英語では、文法(語順)があまりにも違うから」
「日本人のメンタリティ(人前で間違えたくない)のせい」
今日は、
留学経験がなくても、海外在住経験がなくても、英語が話せる人
に共通する、5つの特徴について書きます。
これは、私自身の経験と、私の周りにいる、
「留学していないけれど英語が話せる人」
のほぼ全員に共通する特徴です。
当たり前すぎる話ですいません。
仕事でも、プライベートでも、外国人の上司がいたり、友達がいたり、と、「必要な」状況下にいる人は、話せるようになるのが早いです。
現在、英語が必要な環境下にはいないが、どうしても英語が話せるようになりたい、という人は、もちろん、「英語が必要な環境」を作り出すことはできます。
これも、あたりまえ、といえば当たり前なのですが。
「普段は、英語でメールしかしない」のに、なぜか英会話教室に通ってしまう人の多いことったら…。
今の自分に必要なスキルは何なのか、を見極めないうちに、
やみくもに英会話スクールに通って、うっかり自信喪失していませんか?
仕事でマーケティングを担当している私にとっては、
「マーケティング」に関する話題であれば、英語で1、2時間話すことができます。
ですが、「財務レポート」「輸出入業務の法的責任」「機械の使用上の注意事項」について話せ、と言われたら、おそらく10分も話ができないと思います。
当然ながら、「日本語で説明できないことは英語でもできない」のです。
英語で話したい内容について、自分の中になんらか知識があること、というのが大前提です。
日常会話に置き換えても同じことが言えますね。、
仮に簡単なことのように思えても、「そもそも、知りもしないこと」については話せないのです。
たとえば、アメリカ人の友人に「お寿司の作り方」を聞かれたら?
酢飯の作り方やネタについて、自分に知識がなかったら、日本語でも答えられませんよね。
「えーと、こういうときは、a なのかな? the なのかな?」
「三単現のsをつけないで話しちゃった」
「in と on どっちを使ったらいいの?」
というところに引っかかってしまって、なかなか話せない、という人、たくさんいますね。
私の同僚に、中国系シンガポール人の女性がいます。
彼女と話すときはもちろん英語なのですが、根っからのおしゃべりな人なので、一見すると、いわゆる英語ペラペラ、に聞こえます。
彼女は、
「シンガポールでは、学校では英語が公用語だったし、仕事でも普段は英語しか使わないよ!」
とかいってる割には、英文法、本当にめちゃくちゃです。
しょっちゅう、He don't send me email とか言ってます。
私が、「He なのに、don't って??」と思っても、あんまりに何度も繰り返すので、もうこちらも当たり前になってしまったし、いずれにせよ「彼はメール送ってこない」と言ってるんだな、と分かるから、全く問題ないのです。
英文法も、発音も、ネイティブのようになる必要はありません。
文法的に正しいことやきれいな発音にこだわるより、間違えても通じていればOKと思えるメンタリティが大事なのです。
おなじことをするにしても、「苦痛」を伴うようなやり方と、楽しんでやるのとでは、当然ながら結果が違ってきます。
留学しなくても英語が得意な人は、自分なりに楽しめるやり方を見つけ出しています。
映画だったり、テレビドラマだったり、音楽だったり、楽しみ方は人ぞれぞれです。
私の場合は、20代のころに海外文通(いわゆるペンパル)をしていたことと、地元の英会話サークルに参加していたこと、が楽しんで続けられたコツだと思っています。
あなた自身が、楽しんで継続してやれる方法をみつけることが重要です。
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