親友その1 | K-1ファイター靖仁のトレーニング日記

K-1ファイター靖仁のトレーニング日記

         普通の会社員&プロ格闘家 錬空武館高久道場所属 靖仁《YASUHITO》ブログ

自粛で外に出ることもほぼないため、かなり長くなるけれど思い出話でもしますか(笑

 
 
 
というわけで僕は色々とお世話になってる人達がたくさんいて
 
あらゆる形でサポートしていただいたり叱咤激励していただいて日々研鑽に励んでおりますが
 
対等かつ酸いも甘いも共に味わいも味わってきた
 
 
代えがたい友人と言うか親友が二人います
 
一人は三島流平と言う男
 
 
お互いにアマチュアの他団体の日本王者同士で名前はお互いに知っていて
 
 
いつか当たるだろうと意識はしていて
 
ある日、書店でこの記事を見た時に身体の血が熱くなったのを覚えている。
 
 
 
 
 
俺の方が戦ったらもっと強いのにと。
 
 
彼との運命はきっと2012辺りから始まってたんだと思う。
 
そこから動き出した波がぶつかり合う日がきた。
 
 
2014年の2月
 
 
忘れもしない大雪の中、開催されたアマチュア全日本トーナメント。
 
同じトーナメントの反対ブロックに奴の名前がある。
 
勝ち上がってこい!
 
燃える闘志と共に順当に勝ち進み俺は決勝戦へ勝ち上がる。
 
反対ブロックは準決勝で三島流平と今クラッシュのトップファイターの加藤虎於奈
 
激しい乱打戦の後、加藤虎於奈が決勝へ上がってきた。
 
彼もまた、アマチュア界では有名な選手で決勝は一進一退の攻防で延長戦も判定が割れるも僅差の判定負け。
 
悔しい一戦だったが、これも次の運命へのステップに過ぎなかった。
 
そこから5ヶ月後
 
 
K-1が初のアマチュア全日本トーナメントを開催して顔を揃えたのが
 
 
三島流平と加藤虎於奈。二人とも反対ブロックでしかも一回戦からのぶつかり合い。勝った方が決勝に来ると思う事実上の決勝戦をまたしても加藤虎於奈がKO勝ち、ただ負けた流平もダウンを唯一奪うほどのパンチ力。
 
物凄い顔ぶれのトーナメントで今のK-1、クラッシュのトップが顔を揃える大会、
 
 
俺は1回戦シードで2回戦で新空手の日本王者をKOし、準決勝ではアマチュアのトップの和気選手に勝ち、決勝戦へ進出
 
 
決勝戦へ上がってきたのが、
 
 
2月で惜敗してる加藤虎於奈
 
 
お互いに手の内を知り尽くしているため有効打もなく判定へ
 
 
しかしドローで最後の延長戦へ
 
 
延長戦も互角だったがラスト10秒
 
意を決して打ち合いに持ち込み
 
 
左フックが虎於奈の顎を撃ち抜き腰が抜けダウン寸前にラッシュをしたところでゴング
 
判定は2対1
 
 
2月とは異なり、ギリギリ優勝することができた。
 
これでK-1グループとプロ契約を交わすことになった。
 
 
実はこの時には大きな怪我で悩まされて
 
 
本当にきついなかの優勝で
 
 
余韻に浸っているとき
 
 
ある連絡が一本届く
 
 
 
……to be continue