魔法使いサリー。身分(魔法使いであること)を明かして火災の学校を消火する。そして、代償として人間界を去る。超能力者が別世界に帰るパターンは、竹取物語以来、連綿と続く、感動的クライマックスの王道である。大団円ではなく、一抹の寂寥感を残しつつなところが、日本人受けする。サリーちゃんのスゴいところは、ラスト前の回で、ポロンを魔法使いから元の人間に戻すことをやっているところだ。最終回以上に泣ける話で、ラストが近いことを感じさせた。サリーちゃんは、昔は、それこそ、何回目か?ってくらい再放送をしていた。よって、サリーちゃん再放送世代は、とんねるず貴さんの『サリーちゃんのパパ』ものまねはウケるのだ。ひみつのアッコちゃんと魔法使いサリーは、ともに再放送回数を競うほどの人気コンテンツで、女子より男子に人気があったんじゃないかなぁ。アッコちゃんとサリーちゃんのどっち派か?とは、あっても不思議じゃない2択だったが、男子小学生はガキンチョで小っ恥ずかしいので、そういう話はしなかった。サリーちゃんは金髪なので、どういう設定だったのか?ハーフ?