最新のアカデミー賞作品の原作小説の
『オッペンハイマー』を読みたくなり、小雨の降る中2駅先の本屋へ出掛けました。
上中下の文庫本3巻構成の上巻のみが売り切れていた。
やはり世の中の興味が高いのか?と思いながら別の本屋へ向かうも、そちらは全く無い状態。
ハヤカワ文庫なので、本屋の品揃え的にも、余程の大店でない限り、きっちり在庫を確保はできないということか?
帰宅してアマゾンで購入したが、配送日の表示がなされず、在庫がスカスカなのだろうということを確信した。
伝記小説なので、物語的な面白さは期待できないが、歴史的にも興味深いところなので本の到着が待ち遠しい。
それにしても店舗の書店は、今後減る一方になるだろうと実感した。
なにせ、無い(在庫が)ことが当たり前のようにある。
新幹線の駅ナカ書店とかならば、あるものから選ぶことで納得もするが、
けっこうなスペースで店を構えながらも、目当てが無いだの、シリーズの途中の巻が無いでは、最初からアマゾンで買った方が確実だ。
『オッペンハイマー』で期待するポイントは、有るのか否か分からないのだが、
日本への原爆投下の経緯、特にどういう理由付けで決定されたのかや、投下した結果のアメリカの気持ちの記述がどういう感じで書かれているのか?である。
史上最悪の決定じゃないですか、原爆投下って。
その後、それに匹敵することを決定した国際情勢って無い訳で、
よっぽどアメリカは日本のことを
なんて言うんだろうか
どうとでもなってよしと考えていた?
その辺りが私的に見当が付いていないので、
忌憚のない事実に近い記述があることを期待している。
しかし、原爆投下のことを考えると、
日米が現在、普通に仲良し小好しであることがよくよく考えると奇っ怪でもあることを思い起こしたくなる。
日本人、物わかり良すぎじゃね?
本の到着を待ちたいと思います。