カンニング➡自殺➡学校を訴える | 日々是好日

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日常で思うことを書きます。

高校生がカンニングしてバレた。

➡自宅謹慎・写経80枚等のペナルティを喰らう

➡この学校では日頃『カンニングはひきょう者』とことある毎に先生が唱えていた

➡カンニングした生徒が『一生ひきょう者のレッテルを背負うのはムリ!』として自殺

➡親がひきょう者と刷り込み過ぎだ!と学校の責任を訴える


こんな経緯のニュースがありました。


ニュースでは、

学校が第3者委員会を作り検討した結果、ひきょう者との刷り込みは適切とは言えないことは認めつつも、他のカンニングした生徒が自殺に及んでいないので、決定的な自殺原因とまでは言えないとした。


ニュースのコメントは、

訴えは無理矢理感が否めないという反応等、訴えに対する理解賛同は少ない様相だ。


両親の怒りと無念のやり場が錯綜している結果として同情的な声もある。


カンニングが発覚したらペナルティは必要であることは異論を待たない。

発覚しないカンニングは、まともな受験者に対して不利益を生むので、カンニング 防止は必要措置であることも異論を待たない。

カンニング防止は、防犯と同じニュアンスとしてもよいと思うので、日頃の厳しめのアナウンスは不適切ではない。だって、やらなきゃ良いんだから。そして、やったらとんでもなくイヤな目に合うと思わせないと防犯対策にならないから。


カンニング行為に至った道筋に悲劇の問題点があったのだろうと思う。


カンニングしてでもその試験で良い結果を出さないとと思わせた試験前の生徒の状況。

ずっと成績が下降気味だった?

点が悪いと親に叱られる?

おおむねその辺りだろうか。


カンニング発覚後の自身へのダメージの予想が

甘かったんだねぇ。


ツラの皮の厚い人間は、この学校のペナルティでも全く平気で逆に武勇伝にしちゃう輩だっているだろうね。


とにかく、亡くなった生徒は気の毒ではある。

カンニングに活路をと考え、失敗してペナルティの重みで自殺とは、試験前時点でずいぶん抜き差しならない精神状態だった?

その試験1発でなにも人生がどうのこうのってことはないと気付いて欲しかったものです。