古新聞を持ち去られる | 日々是好日

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日常で思うことを書きます。

 またも半年ぶりの更新となった。


ブログには、自分の気持ちが揺れたことを書いて、読んでいただこうと少なからず思っている。


今朝、古新聞を資源ゴミとして、収集エリアに出した。


従来は、新聞配達業者が、日を決めて回収するので、資源ゴミとしては出していないのだが、


今月は回収が遅くて未だに予告も無いので資源ゴミとして出して訳だ。


私が5kg程度の古新聞を収集エリア(ネットのボックス)に置いて家に戻り振り向いたら、


まさにその時、どこぞのじいさんがその古新聞を抱えて立ち去る光景が目に入った!


狙っていたかの如き行動で、私が置いた直後に持ち去ったのだ。


じいさんは、少し離れた所で待つばあさんの元へ戻り、ばあさんのシルバーカーに古新聞を載せてそそくさと去って行った。


このあっという間出来事に私は、何とも言えない不快感を感じた!


母に、以前より収集エリアのゴミを持ち去る老夫婦のことを聴いたことがあり、


「これが、それなのか!」と気付いた。


我が家では、古新聞は古新聞のみで貯めているので、他人に視られたくない紙類は混入していないのだが、

気色悪い感じは否めないものだ!


さて、


この老夫婦の行為はナンなのか?


ご存知の方は、その意味合いを知っておられるだろうが、


私は、深く考えたことが無かったので、

ググって調べてみました。


老夫婦は、古新聞を読むつもりでは勿論なく、

(100%とは言えないが)

多分、売るのだろうと理解した。


古新聞が1kg 300円で メルカリで売られているというネット記事があった。


300円!とはビックリだ!(想像以上な高値)


古新聞なんて私にはまさにゴミだが、

緩衝材、商品の包装など、必要なところでは、大量に欲しいモノらしいそうだ。


英字新聞はオシャンティな包装紙になるのだそうな…


そういう古新聞の再利用のメカニズムがあるのでだろうか、古新聞は売り捌ける?らしい?


老夫婦は、その辺りのことを知っているのだろう。


よく知らんけども、

そんなウラ技みたいなことがあるらしいと聴くと、私は、絶対にオイシイ話があるに違いない!と思ってしまうし信じてしまう質である。


古新聞1kg とは、1週間分の量らしい。


であれば、ひと月分の古新聞の塊は、 単純計算して、1,200円の売り上げだ!


週1回の資源ゴミの収集日に、仮に古新聞を5塊でも持ち去って、上手いこと換金出来れば、

週給 6,000円、

月に 24,000円の不労所得になる!


新聞配達業者が毎月古新聞を回収するときに

我が家の玄関前に、トイレットペーパーがひとつ置かれていく。


1,200円の価値が見込める古新聞の代価に

トイレットペーパーひとつ…


老夫婦が毎月24,000円の副収入(そう表現して善いものか…)なら、

年金生活者なら、とんだハッピーボーナスと言えるだろう!(皮肉です)


私は、今後二度と古新聞をゴミ収集エリアには出さないと誓った。


いらないゴミである古新聞に、何をそんなにムキになっている?と思われる方もいらっしゃるだろう。


私も、古新聞の賢い?再利用?のこういった実態を知る前は、そんな気持ちだった。


でも、これ☝は、モヤモヤが湧いて、

気分悪いですよ。


ところで、資源ゴミを勝手に持ち去る行為、


これは、自治体の条例に依っては、禁止事項にあたり、罰金が課せられることもあるそうです。


資源ゴミは、捨てた(収集エリアに出した)時点で自治体の所有物になるからだとのこと。


我が○○市の条例でも、この行為は違反行為で、罰金20万円未満の可能性ありとのこと。


この条例の趣旨は、資源ゴミパクリは、ゴミ収集事業の適正運用を著しく乱す行為だからだそうです!


詳しくは各自治体のホームページにきっちり謳ってあるハズなので、興味があればご覧あれ!


違反行為は通報を呼びかけてもいましたね…


老人を苛める気はないんですが、

ヤル気でヤッテル常習者の様ですので、

私は、カチンと来ております。


要領が良いとは言えないことですよね?