【下記コメント欄をご覧ください】
お店のリメイクと違い、このブログしか窓口がないので![]()
・大事なランドセルを預けるの大丈夫かな?
・なんだか心配だな~
・ランドセル古いけど、リメイクできるかな?
・VITONやCOACHなど、使っていないバッグからのリメイクもできるかな?
と思っている方もいらっしゃるかと思い、このページを用意しました。
ご依頼いただいたのお客様から感想をご覧いただき、
リメイク検討のご参考にしていただけたら幸いです。
Buru-M
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と思っている方もいらっしゃるかと思い、このページを用意しました。
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リメイク検討のご参考にしていただけたら幸いです。
Buru-M
革の切り口“コバ”を処理します。
切り口はボソボソしていたり、2枚を貼り合わせているものなどがあるので、
塗料をぬり、綺麗にします。
これはランドセルのサイドの革とカブセ裏のピンクの革を貼り合わせているので
切り口が2色になってしまっています。
塗料がはがれにくくなるように、プライマー(透明)を下塗りします。
プライマーの下塗りが手間ではありますが、
これを塗ることでバスコがしっかり付き、長く使っていても色がはがれにくくなります。
専用のローラーにプライマーを入れ、革をスライドすることで
ローラーの塗料が革に塗られていきます。
プライマーを塗った後は、着色用の塗料“バスコ”を塗ります。
バスコは色んな色が販売されていますが、私はメインとして
黒、キャメルの2色を使っています。
ランドセルの色と、ファスナーの色、糸の色などの違いから、
合う色を選んで仕上げています。
今回はこげ茶のランドセルにピンクの糸がご希望なので、
キャメルのバスコを塗ります。
プライマーと同じようにローラーの上を転がして塗っていきます。
しっかり乾かします。
世界に一つのハンドメイドでありながら、
既製品の売り物の様な仕上がりを目指しているので
地味ではありますが、これは絶対に欠かせない工程です。
次は ~裏地の裁断~ です。
裁断した革の厚さを調整する ~革漉き~ の工程です
革は厚さがあるので、布のようにそのまま縫うことができません。
使う場所や縫い方に合わせて、下の革漉き機で革の厚さを調整していきます。
ランドセルの糸をほどくと、裏の革と貼り合わせていた時の糊が残っています。
このままだと革漉きの時に刃についてしまうので、粘着力を抑えるため、シッカロールを塗ります。
赤ちゃんに塗る、あの白い粉です(;^ω^)
ランドセルにもよりますが、今回の土屋鞄のランドセルのカブセは1.3mm程ありました
これを革漉きで、革の裏側を削り取ります。
筒型の刃と押さえ金具の間を通すことで薄くなります。
財布のカードポケット部分は全体を約0.8mmくらいに漉きました。
これはⅬ型ミニ財布の胴の部分で、
折り返す部分だけを漉いたところです。
0.6mmくらいに漉くと、折り曲げやすくなり、綺麗に仕上がります。
前までは先生の工房の革漉き機をお借りしていましたが、
この革漉きが家に来て、作業の効率がとてもよくなりました。
革をきれいに漉くためには、刃をうまく研ぐ必要があり、
手入れも難しいのですが、もう手放せない大事な機械です。
次は革の切り口に塗料を塗る~コバの処理~です
作った型紙のうち、人気があって、形状が複雑で、パーツの多いアイテムは、
刃型を作って、機械で裁断します。
クッキーを作る時に使うあの型と同じ考え方です。
ただ、刃型自体が全てオーダーメイドなので、1セット作るのに数万円かかります。
なので、満足した型紙ができたら刃型を作るようにしています。
裏地の布は革と同じように頑張って手で裁断します!
こんな感じで刃型を仮置きし、必要なパーツを裁断していきます。
必要な厚さ、硬さ、配色などを決めて間違い無いよう、慎重に進めます。
今回は革がギリギリなので、絶対失敗できません(;^ω^)
型を抜くにはとても大きな力が必要なので、
先生の工房にあるプレス機を借りて裁断します。
これは背あての革から、Ⅼ型ミニ財布のマチの革を取るところです。
Ⅼ型ミニ財布のパーツです。
一番小さい財布のパーツです。
刃型のおかげで綺麗にあっという間に裁断が終わりました♪
次は革の厚さを調整する、~革漉き(かわすき)~です。
手で裁断するものと機械で裁断するものがあり、
紹介が長くなるのでまずは、~手で裁断~ からです。
今回のご希望は、
Ⅼ型ミニ財布、ペンケース、がま口印鑑ケース、リールクロシェット
一番小さい財布、コードホルダー(コード取り付け式)
の6アイテムです。
【M様からの指示書】
今まで作ってきたリメイクアイテムの型紙から、必要なものを選びます。
型紙は全て出来上がりのイメージから自分で型紙を作り、何度か改良を重ねてきました。
財布など複雑なものは先生と相談しながら3回以上は試作を繰り返して、型紙が完成します。
まずは前回ほどいたランドセルに必要な型紙を並べて、どのように革を取るかを検討します。
革の厚さや硬さ、小物にした時の使いやすさを考え、無駄のないように気を付けて
パズルのように組み合わせていきます。
ペンケース、財布などは同じ型紙で2枚の革が必要なので、かなりギリギリです(;^ω^)
結局この配置 ↓ では革が足りず、更に検討を重ねました。
検討の結果、ランドセルのサイドの部分から、
ペンケース、クロシェット、がま口印鑑ケースの3点を取ることにしました。
それぞれの型紙をあて、すこし大きめに荒裁ちします。
ペンケースの裁断です。
革の表は滑るので、裏返しにし、型紙をあてて、
ずれないように重しを置き、革包丁で切っていきます。
ランドセルの部品を外した時に残る【穴】などを避けるため、
今回は少しスリムなタイプのペンケースにしました。
クロシェットとがま口印鑑ケースは、表の茶色い革に、
裏のピンクの革を貼り合わせて作ります。
クロシェット(左)はカブセの裏の少し柔らかい革を、
がま口印鑑ケース(右)には印鑑のでついか朱肉の汚れを落としやすいように
ランドセルの箱の内側に貼られたツルっとした革を貼ります。
まず、がま口印鑑ケースの内側の革(左)と、表の革(右)の両方にゴム糊をぬります。
クロシェット(左)、がま口印鑑ケース(右)の裏、表それぞれに塗ったゴム糊を乾かします。
ゴム糊は乾かすことで粘着力が上がります。
乾いたらそれぞれを貼り合わせ、型紙通りに裁断します。
クロシェットは中央に金具を通すための穴をあける必要があります。
ちょうどランドセルの底の金具を外した時の穴が残っているので
ここにその合わせて裁断します。
革がギリギリで苦肉の策ではありますが、ここの穴なら不自然ではないので、
活かしていきます。
以上、3アイテムの裁断が終わりました。
ステッチがいかにもランドセルらしいですよね♪
次は~機械で裁断~です。