これからランドセルの糸を全てほどき、それぞれの部品に分けていきます。
できるだけリメイクに活かせるように、革に傷をつけないように注意します。
本体の周りの糸をほどき、カブセと箱部分に分けます。
一番最後に縫われた部分なので、とても太い糸で、しっかりと縫われているので
ヤットコを使って糸を引っ張らないと抜けないくらいです。
肩紐などのベルト部分はボディーバッグを作る時に使います。
ランドセルを開けた正面の部分です。
ファスナーはお財布ポシェットの小銭入れに使います。
教科書入れと連絡帳入れの間の仕切り(一番左)は、長財布の芯として使います。
ポケットの部分(右)はキーホルダーや、ストラップ、長財布のカード入れなどに使います。
土屋鞄や神田鞄など、メーカーのタグも素敵なのでリメイクのどこかには必ず使います。
ランドセルのサイドの部分です。
ランドセルを長く使ってもつぶれにくいのは、
このように革に貼られた芯や、補強のウレタン、プラスチックのプレートのおかげです。
ここの作りでランドセルの傷み方が変わってきます。
ランドセルを購入するときの参考にしてみてください。
ここは細長いペンケースなどに使うことが多いです
ランドセルの背あての部分と内貼りです。
背あての中にはスポンジが貼られており、背中のクッションになります。
内貼り(一番右)は豚革が使われているものもあります。
背あては柔らかいので財布のマチなどに使います。
ランドセルのメインになるカブセです。
何度となく開け閉めする動きに馴染むように、しなやかな芯(左)が間に挟まれています。
カブセの外側(右)はリメイクのメインに使います。
特徴的な傷はあえてリメイクに活かしていくようにしています。
本人の手元に届くと、あの時付けた傷だ!と懐かしんでいただけているようです。
内貼り(中)は長財布のカード入れや小銭ポケットなどに使います。
外と内の色が違う場合、ツートンに仕上げることで、そのランドセルらしさが出てくるので、
どこに使うといいか、一番悩むところです。
リメイクの作業の中で、失敗すると、代わりの材料が無いのが一番難しいところです。
もし失敗しても残りの革で補えるよう、すべての部品を取っておきます。
程度の良い芯は、そのまま小物の芯として使うこともあります。
お客様のお手元にリメイクの品が届き、ご確認いただくまでは、残りの革を保管しています。
もし、その革も返してほしい、という方は、一緒にお送りしますので申し付けてくださいね。
次回は ~裁断~ です



















