雨水ポンプ場見学 | ブラヒロシのブラ日記

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おはようございます

今日のご訪問ありがとうございます

 

先日の日曜日、早朝散歩を始めましたが、途中からポツポツと降り始めました

この日はいろんな予定がありました

8時から自治会館と公園の清掃作業、午後からは、合唱団の出張公演

雨の影響でこの二つの行事は中止になりました

 

最後に残ったイベントは「雨水ポンプ場の見学」

 

ブラヒロシの住む筑豊地方の真ん中には一級河川遠賀川が流れています

ウキより

福岡県嘉麻市の馬見山(標高978m)に源を発し

彦山川、犬鳴川などの支流を合わせながら筑豊地方の平野部を流れて

福岡県北部の響灘へと注ぐ延長61キロの河川です

2003年(平成15年)7月集中豪雨により河川が氾濫し

飯塚市の降り始めからの雨量は300ミリを超え多くの被害が出ました

飯塚市中心部が浸水し被害総額49億7000万円

特に嘉穂劇場は甚大な被害を受け復旧に1年を費やした

 

そういうわけで、遠賀川の周辺の治水作業や洪水対策が進められています

以前にもこんなブログをUPさせていただきました

 

ブラヒロシの住む周辺の雨水対策として「雨水ポンプ場」の建設が

数年前から始まり、今年3月末に完成しました

この日曜日に限り一般見学ができるとのことで行ってみました

雨の中、周辺住民がぽつぽつと来ています

 

案内の方が数名おられて説明をしてくれました

パンフレットを頂きました

 

通常時は図(上の部分)のように黒矢印のように雨水が遠賀川へ流れますが

雨が多くなり河川が逆流し始めるとポンプを稼働して

赤矢印のように強制的に雨水を河川へ流す仕組みです

 
図にある降雨時の赤丸(赤矢印)の部分がここです
河を堰き止めてポンプ場へ雨水が入ります
雨水にはたくさんのゴミが混じっているためゴミを除く部分が
上図の黒丸(黒矢印)の部分です
 
貯まったゴミは随時上に持ち上げられポンプ内に入らない仕組みだそうです
 
徐塵機と言うそうです

 
ポンプ室は暗くて立ち入り禁止でしたが
パンフレットの写真によるとこんな形をしているようです

排出能力は1秒間に3トンで2機ありますので1秒間に6トン

その説明を聞いたとき思わず「1秒間に6トンですか!!」と声をあげました

電卓を叩いてみると1時間では21,600トンの稼働能力です

1トンは1000リットルですから、2,160,000リットル

1ℓのペットボトル216万本分の水を排出する計算になります

凄さの程度はわかりませんがちょっとビックリです

 

凄いですね~と感心しながら電源は電力でしょう?

もし電源が止まったらどうなるのですか?と質問しました

 

はい自家発電機が動き出しますので大丈夫です

ほほ~~~~う

 

よく見ると「連続運転可能時間 1時間超」とかいてありますが

何時間動くんですか?

 

燃料タンクに燃料を補充し続ければ

電源が回復するまで稼働するそうです

 

 

将来、異常気象でどんな雨が降るか分かりません

線状降水帯が発生して長時間雨が降り続いたら

ポンプで遠賀川に雨水を排出してくれますので安心でしょう‥‥(か?)

 

でも、もしも遠賀川が氾濫したら…

いやいやそんな恐ろしいことは考えないようにします

 
遠賀川の河川敷改修工事も着々と進んでいます
どうぞ、遠賀川様、この先氾濫しませんようにと祈るばかりです(..)
 
今日もご覧いただきありがとうございます