利き手で凝っていた部分 | ALS記

ALS記

2023年2月13日に診断されて、現在進行中。とりあえず仕事は続けています。進行がとても遅い症例のようで、その状況を記録して発信していこうと考えています。

 最近、キーボード入力をした後に肩から腕が痛くなるようになった。起きている間は疼きがひどい程度だが、就寝時には結構痛みが来る。肩を揉んだり肩甲骨を押したりしたが一向に効き目がなく、痛む箇所もよく把握できなかった。

 

 以前は腕がだるいと万歳の姿勢で腕を伸ばすと楽になったものが、最近はかえって肩から肘にかけての部分が痛む。

 

 そこで妻に肩を触診してもらったところ、左肩関節の前側から5センチほどまでの筋が張っているのが判った。前側が凝るという想定はなかったので驚きつつ、自分でさすったり消炎鎮痛剤を塗ったりしてみたところ、かなりよくなった。どうやらここが震源地らしい。

 

 私の場合、左手の手首から先の神経が全滅していて、肘から肩の筋肉で筋を引っ張って擬似的に手指を動かしているようだ。なので、引っ張る筋の位置が肩関節前面にあるっぽい。

 

 手足の凝りも、ALSだとちょっと違う位置になるようだ。

 

 左手については、ハンドマッサージャーを使って、温めつつ強制的に伸ばしている。1回では効き目がなくて、3回を1セットにしているのだけど、試しに右手で2回かけたところ痣になって痛かった。

 

 そういえばテープや塗ったりでコリほぐしの薬を使っても、左は全く効き目がない。首の付け根ぐらいになってやっと「効いてるかな?」という感じがする程度。

 

 やはり左は神経破壊が進んでいて筋肉が存在していないのかもしれない。最近は肘と肩の関節が痛むので、そろそろ根元の筋を使って動かすのも限界が近づいているのか。そうなるとキーボードは右手だけになるから、文字入力はしんどくなるのかな。