初体験 | シェフの卵のブログ

シェフの卵のブログ

約1年半前、大阪から生まれ故郷の香川県に帰ってきて、とある町のイタリア料理店に弟子入りした自分の日々の悪戦苦闘を書いたブログ。


「俺は一流のイタリアンシェフになる!」

先日、よく店に来てくれるお客さん宅にケータリングを依頼され行ってきた!っと言っても俺は補助!
なーんだぁ~っておもったあなた!あ~た~り~ま~え~だ~ろ!!!!!

まぁ~でもはじめての経験だったので想像もつかず、何日も前から無駄に緊張して逃げ出したかった・・・補助なのに・・・

当日、お客さん宅に着きもぅやるしかない!と腹をくくり俺は・・・パンを切った!ひたすら均等にパンを切った!そして・・・皿に盛った!ひたすら均等に奇麗に盛った!

笑うかもしれないが何でもないパンを切る作業が俺が出来る精一杯のことやったんよね!
緊張というか『場にのまれた!』って感じ!

ボスはというと、黙々と自分のプログラム通りに料理を作り盛っていく・・ときにお客と会話しながら!
完全に『場をのんでた!』

やるねぇ~!早くボスみたいになりたい~!!

しかしこんな俺でもだんだんと場に慣れてきてテンションもあがってきた!ってところで、パスタを作らしてもらえる事になった!

ただ、このお宅はガスレンジではなく電気なんです!・・・だからって思う人もいるとおもいますが電気の場合、アルミのフライパンは使えないんです!反応しないみたい!

ってことでカセットコンロで代用!なんとかパスタもうまくつくれて一安心!

ボスの方もすべての料理を出し終えたようで安堵の表情!
パーティーはまだまだ続きそうだったので先に失礼しました!


今回のケータリングで確実に俺の経験値はあがった!

そして気付いたことがある!
一流の料理人になるためには料理がうまい事はせったいだが今回気付いたのは・・・歌って踊れる料理人にならなければならないとおもった!

おいしいのに潰れる店なんていくらでもある!たいしておいしくないのに何年も続いてる店だってある!
今の時代、料理のうまいだけではやっていけない!客と会話して笑わして楽しい気分になってもらうのも料理人に求められる事の一つなんじゃないかなぁ~ってテッペイは思う!


・・・EXILEのように・・・