選別作業中の話。
一緒に朝から仕分けをしていた先輩社員の一人が
「あああっ!」
と悲鳴のような声を出すものだから、驚いて大事な製品を投げ出しそうになった。
急にどうしたものかと、思っていたら
「totoビックを買うのを忘れていた」と答えてくれた。
そこから先は、お決まりの展開で、「6億円当たったら、お互いどうする」というやり取りになり、このときは当たり障りのない返答をした。
◆
家路についてから、ふと思った。
6億円なんていったら、サラリーマンの生涯賃金の二~三倍にも相当する額。
実際にそんな大金が手に入ったら、僕はどうするのだろう?
起こりえない将来像だなと知っていながら、想像し悩んでみた。
答えは、意外にもすぐに出た。
たぶん会社は辞めない。
そして仕事も辞めない。
なぜなら、お金のために働いているわけではないから。
もちろん、仕事でお金を貰っているし(今日だって休日出勤手当てがでる)、お金はできればたくさん欲しい。
ただ、「お金だけのために働いているか?」と問われたら、絶対に違う。
では「お金以外の理由で、なんで働いているの?」と問い掛けられると、
正直今はよくわからない。
たぶんいつの日にか、明確になるだろう。
◆
そんなことを、帰り際に買った宝くじを握りしめ、ニヤニヤしながら僕は思った。
一緒に朝から仕分けをしていた先輩社員の一人が
「あああっ!」
と悲鳴のような声を出すものだから、驚いて大事な製品を投げ出しそうになった。
急にどうしたものかと、思っていたら
「totoビックを買うのを忘れていた」と答えてくれた。
そこから先は、お決まりの展開で、「6億円当たったら、お互いどうする」というやり取りになり、このときは当たり障りのない返答をした。
◆
家路についてから、ふと思った。
6億円なんていったら、サラリーマンの生涯賃金の二~三倍にも相当する額。
実際にそんな大金が手に入ったら、僕はどうするのだろう?
起こりえない将来像だなと知っていながら、想像し悩んでみた。
答えは、意外にもすぐに出た。
たぶん会社は辞めない。
そして仕事も辞めない。
なぜなら、お金のために働いているわけではないから。
もちろん、仕事でお金を貰っているし(今日だって休日出勤手当てがでる)、お金はできればたくさん欲しい。
ただ、「お金だけのために働いているか?」と問われたら、絶対に違う。
では「お金以外の理由で、なんで働いているの?」と問い掛けられると、
正直今はよくわからない。
たぶんいつの日にか、明確になるだろう。
◆
そんなことを、帰り際に買った宝くじを握りしめ、ニヤニヤしながら僕は思った。