『20代に考えるべきこと、すべきこと できる人になるための勉強法・仕事術・キャリアデザイン』

著者 國貞克則


タイトルが、「考えるべきこと、すべきこと」になっていますが、

いままでの戦略や目標達成などが言及されている書籍とは異なって、

これは「やらなくてもいいよ」と書いてあるところも多いです。

若いうちは仕事の意味なんて考えなくていい。

キャリアデザインは決めない。

夢は持たなくても幸せになれる。

ただし、当然「謙虚になりなさい」「勉強はしなさい」などもきちんと語られているので注意。

主張したい箇所の語尾が概ね「思います」で占められているのは、國貞克則さんの人柄が如実に表れていると思いますね。

読んでいて、自分には共感できる箇所が多い書籍です。

なぜなら國貞克則さんと自分の考え方が、かなり似ているのではないだろうかと思います。

例えば、『正しい「ヘソ曲がり」のすすめ』の中で、
「とにかく人と同じことをするのがイヤなのです。多くの人が右に行けば、一人だけ左に行くような性格です。」と語っている。

また、『論理より感性に従う』の中では「私のいままでのキャリアは「カッコイイ!」という一言で決めてきたように思います。(中略)いつも先がどうなるのかなんて考えていませんでした。計画もなければキャリアデザインもない、ただ「カッコイイ!」だけで選んできた人生です。」とも語っています。

それに「自分の素直な心に従えば、昔から私は「基本的には一人で何かを創造する仕事」を望んでいたに違いません。若い頃から人間関係が苦手で、一人でいるのが好きだった自分のことを思えば疑いもなくそう感じます。」という部分は他人事とは思えません。

もともと機械系卒のエンジニア出身というバックボーンが自分と同じなので、そう感じるのでしょう。

同じような経歴を辿ってきた20代のエンジニアには特に一読してほしいです。
「もっと何かを手に入れたいなら、まずは自分を磨かなければならない」

-ゲーテ



最近の話。

なんだか仕事をはじめてからというもの、仕事とプライベートに境界線なんてあってないような気がしてきました。

仕事中なんかよりも、プライベートのほうが忙しいからです。

本は読みたい。

ゲームはしたい。

映画はみたい。

旅行は行きたい。

文章は書きたい。

部屋を掃除したい。

ショッピングをしたい。

街をふらつきたい。

運動したい。

誰かと飲みたい。

誰かとデートしたい。

たまには、遅くまで寝ていたい。

それを全部やりたい。

なんとか稼いでいるので、金銭的には困るわけではない。

けれど、いくらなんでも時間が足りない。

ほとんど寝る前に、多少のバッファを持たせながら明日の予定を立てているけれど、どれかは削らざるをえない。

なので仕方ないけど、仕事で学んだ方法を生かしてやってます。

優先順位を作って、やることとやらないことを決め、計画を立て、予約できるものはしてしまう。

ここまでくるともはや仕事中のほうが、余裕があって気分が楽です。

「彼らは「仕事での経験もプライベートに役立つ」「プライベートでの経験も仕事に役立つ」、こんなふうに柔軟に捉えていたんです。」

と山本亮さんが「まず付き合う人」を変えなさい」の中で経営者たちの考え方について書いていますけど、なるほどなと納得できました。

もともと自分は片付けすら面倒臭くてまともにやらない、ズボラな性格なんですけどね。

変わろうと願えば、人は変われるみたいです。

まあ体重も落としたし、このところ外見も内面も、かなり変化したのかもしれません。



ただその正体が、ただのヲタであること。

これだけは、一生変わらないでしょう。

明日はアキバでも行くか。
「友情の素晴らしさは、差し延べられる手や親切な笑顔、時を共に過ごす喜びによるのではない。自分の能力を心の底から信じてくれる友の存在に気づいた時に訪れる魂のひらめきによるのだ」
-ラルフ・ウォルド・エマーソン



序盤だけなら、2ちゃんねる的な面白さを取り入れたエンターテイメント作品。
分かる人にしか分からないネタも多いが、うまく映像にしているので、知らなくても問題なく面白い。

個人的には、最初にサラッと登場してくる三国志をあそこまで使いこなしているのは驚嘆してしまった。

ただ、随所にシリアスな場面がちりばめられていて、前半は後半に訪れる限界へのエピローグに過ぎない。
終盤に集約される現実と向き合う辛さ。

嘆いた主人公が放つ、言葉と独白。

「あんたがいたから、ここまで頑張ってこれたんだ!」

(あんたがいなくなる・・・・・・。それが一番の限界だった。)


相互依存ではなく、相互因果。

自分が他人から影響を受け、その他人は自分から影響を受けている。

そして、いつか互いに巣立つ時が訪れる。

だが、たとえ離れていってもそのときに与えた影響は永遠に続くのだ。

これこそ、単なる馴れ合いではなく、真の仲間としてふさわしくあるべき姿ではないだろうか。

「働くって何だろう?」

「仲間って何だろう?」

「生きるって何だろう?」


そんな疑問を一度でも持ったなら、この作品に触れれるべき。

人生の縮図が、ここにはある。