ドームの悲劇を一掃したモンスターの一撃。 | 魁!稽古人、徒然日誌

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空手とシステマ、誰ツヨDOJOyを稽古しているオヤジの徒然日誌です。武の体育功学舎空手伝承会松尾道場主宰、システマ福岡ネットワーク代表、誰ツヨDOJOy福岡稽古会所属、『現代護身術』講座企画立案者

井上尚弥選手の強さを一層際立たせる試合でした。


1Rのダウンを見た時に、一瞬、34年前のタイソンvsダグラス、東京ドームの悲劇が頭をかすめましたが、タイソンが目を見開き慌てて立ち上がったのとは対照的に、カウントを聞きながら、自らのダメージを冷静に判断しているかのように間をとり、立ち上がった姿は、見事でした。2Rには下がりながらのショートパンチでダウンを奪い返し、6Rに倒しきった瞬間は、息を飲み、フーッと吐き出すのに歓声が飛び出したほど。


それにしても、ネリも強かった。


ダーティー、卑怯卑劣、過去の失敗をフェイクにして、疑心暗鬼にさせ、まとも(適正体重ほか)なら楽勝の相手と思わせることに成功してました。


用意周到に準備されたモンスター対策と合わせ、ゴングが鳴れば、ネリのペースになりかねない蜘蛛の巣のような作戦を、跳ね返した井上選手のレベチなボクシングに魅了されました。



井上尚弥というボクサーがいてくれる、この時代に生きていてよかった。


私以上に井上チャンプを大好きなはずのアノ人からのLINEは今回は来ない。どこかで観れてたらいいな。『井上尚弥、勝ったねぇ』って語り合いたかったなぁT^T


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