最近の私は、手足をよく伸ばします。
肩や腰を支点にしないように背中全体を指先や足裏に繋げるように伸ばします。長らく縮こまっていた肉体は、そうそう簡単には伸びてはくれませんが、少しずつ伸ばせるようになってきました。
肉体が伸びると、呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると、私のような人間でも、少しばかり落ち着いてきます。しかも、呼吸にフォーカスせずに深くなっているので意識が内に籠りません。
意識は、ひたすらに広げようとしてます。
はじめは何気ない日常で、落ち着いている時に広げていきます。次に練習で試します。さらに緊迫した状況でも試みます。この試みは完璧でなくても、それまでより、良い結果を生みます。
それは思考も、行動も、変化し続けるからです。
こだわりがなくなる、という表現が適切かどうかは、わかりませんが、自然とエゴが表出しなくなってきたような気がします。だから他との衝突が起きづらくなってきました。
システマの練習は、環境や状況に最適化・適合化することも大事になってきます。
ヴラッドの大阪セミナーの前日にやった金曜クラスでは、テンションを感じ、それを動きに変えていくワークに始まり、ブラインド（視界を閉じた）による背後からのコンタクトを感じ動くワーク、ナイフのキャッチボールと呼んでいるワークに、ナイフを使ったグラブエスケープやプッシュ＆ワークと盛りだくさんにやりましたが、これが大阪セミナー初日のそれとシンクロしていたのは、驚くとともに、リードの方向性が間違えてないことに安堵したことでした。
本日、大阪セミナーの2日目です。
昨日見つけた自分の課題に取り組むとともに、マスターと同じ空間、時間を過ごせる今に感謝して、参加される皆さんと、目一杯楽しむことにいたします。
ヴラッド大阪セミナー初日の様子です▼
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