いざ!という時には間に合わない。だからシステマしてます。 | 魁!稽古人、徒然日誌

魁!稽古人、徒然日誌

空手とシステマ、誰ツヨDOJOyを稽古しているオヤジの徒然日誌です。武の体育功学舎空手伝承会松尾道場主宰、システマ福岡ネットワーク代表、誰ツヨDOJOy福岡稽古会所属、『現代護身術』講座企画立案者

佐世保練習会以降、福岡のパーソナルレッスンも、パピオスタジオの木曜クラスも金曜クラスも、


呼吸や姿勢、バランスに始まり、過不足なく繋がるから、ストライク、最後はコンバティブスまで至るようになったシステマです。



特にプロテクションでは、格闘技経験者でも…だからこそかな?普段アプローチしない急所へのコンタクトを寸止めあるいはタッチしていくことで、リアルなパートナーの反応を引き出して、コントロールしていきます。




よく武術や護身術指導で、急所を教え、いざとなったら的な感じでレクチャーされる場合があります。知らないよりはマシですが、いざという時には、人は力んだり、緊張したり、あるいは理性が邪魔します。



まるで友達に握手を求めるくらいのリラックスで、実行できるくらいのメンタルは必要不可欠です。


さらに、急所を正確に捉えるにはどうするか?



これは、言うは易し行うは難し、で訓練ナシでは99.9%実行できません。



しばらくの間、これは私にとって課題でした。

が、ふと思いついてプッシュ&ムーヴを相手のプッシュする力が出尽くすところまで動いてみることに。



繋がっていると、途中から相手のバランスは崩れて、眼球、鼻、喉がアプローチしやすいところにあったりします。



ストライクにしろ、テイクダウンさせるにしろ、最後まで面倒を観る感覚で、コントロールを心がけ、トドメ(空手でいう極め)をしてエスケープします。


中途半端でのエスケープは、自らを窮地に追い込む行為となることも肝に銘じて動くことにしました。


この試みは今のところ、大歓迎されるか、ドン引きされるか、に二分されてます。



ただ、この感覚は、keep calmが必要で、ステートを保つ、リラックスして動く、そのためには健全な呼吸を維持するとなるな、と。


ともすれば、殺伐としそうですが、それを和かに共に稽古してくれるメンバーには、心から感謝です。


さて、今日をサバイブしてまいります。