NMB48ダンスユニット“トゥインクル”前途多難な出航 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

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今年の9月に結成したばかりのNMB48のダンスユニット“トゥインクル”が

アイドル対バンフェスに出演して、いきなり大トリを務めると言う事で、

彼女たちの門出を祝福するために参戦してきました。

今回は“トゥインクル”以外に6組のアイドルグループが出演しましたが、

ステージの完成度の高さでは、今年9年目を迎えたフィロソフィーのダンスが一番で、

正統派アイドルの可愛さで評価するなら高嶺のなでしこでした。

ファンが賑やかに飛び跳ねて、一番盛り上がっていたのはDevil ANTHEM.ですが、

体に叩きつけられる暴力的な重低音は、私には音楽ではなく騒音に近く、これは

音楽に対する嗜好の問題ではなく、ジェネレーションギャップなのだと思いました。

さて本題の“トゥインクル”ですが、まず肝心のセトリが、ダンスユニットを名乗るには

弱く、これでは“トゥインクル”のメンバーでなくても成り立つセトリだと思いました。

もう一つ気になったのは、NMB48以外の観客を意識したアピールが無かったことで、

ユニットを結成して間がないと言っても、メンバーの7期生3名はNMB48に加入して

4年目を迎えた中堅なので、観客を煽って場を盛り上げるぐらいの余裕を見せてほしかった。

 

今回のライブでは、そこそこ名の売れたグループが出演していましたが、

客の入りは3分の1ぐらいで、最後のステージに立ったNMB48が出演する頃には、

一つ前のステージに立っていたDevil ANTHEM.の特典会が重なったこともあって、

他のアイドルグループのファンが殆ど退場してしまい、会場は更に閑散としていました。

瓶野神音が単独でZepp Nambaを観客で埋めるぐらいに成長したいと言う夢を語って

いましたが、達成するためにはメンバー個々の成長が必要で、特に9期研究生から

ダンススキルを買われて抜擢された西田帆花には精神的な弱さが見受けられて、

同じステージで競い合った他のアイドルたちのハングリー精神を見習ってほしいと思った。

 

 

トゥインクル(瓶野神音、田中雪乃、西田帆花、平山真衣、眞鍋杏樹)

セットリスト

 

01 カモネギックス 

02 Must be now

03 渚サイコー! 

04 ナキイチ! 

05 僕らのユリイカ

06 初めての星 

07 ワロタピーポー

 

 

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