ケイト・ブッシュ再ブレイク | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう

 

1978年にピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアがプロデュースした

「天使と小悪魔」でデビューしたケイト・ブッシュの動画を、最近YouTubeで

頻繁に見かけるようになったので調べてみたら、1985年にリリースされた5枚目の

アルバム「愛のかたち」のリード曲“神秘の丘(Running Up That Hill)が、

Netflixのオリジナル作品「ストレンジャー・シングス 未知の世界シーズン4」の

挿入歌に使われて、放送前週との比較で9900%の上昇を記録する大ヒットになり、

昨年のUKチャートで1位を記録していたことが分かりました。

その神秘的な歌声と美貌で、若い時の私にとってアイドル的な存在だった

ケイト・ブッシュも今年64歳ですが、近影を見ると、半世紀近く経っても古さを

感じさない“神秘の丘”同様に若々しくて、正に天使と小悪魔を合わせ持った

アーティストと言えるでしょう。

 

 

第7回東京音楽祭で来日した時のケイト。

グランプリ(アル・グリーン)、金賞(デビー・ブーン)に続く銀賞を受賞しています。

私はリアルタイムで放送を見ていたのですが、上位の二人はゲスト的な位置付けで忖度が

働いていたのは明らかで、実質的なグランプリに値したのはケイトでした。

 

明石家さんまの「恋のから騒ぎ」のオープニング曲に使われていたデビュー曲「嵐が丘」。