こんな音楽を聴いて育って来ました 洋楽編 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう

ザ・モンキーズ「デイ・ドリーム・ビリーバー」1967年

売れないミュージシャン4人を主人公にしたコメディドラマ「モンキーズ・ショー」は、

グループサウンズ人気もあって、日本でもヒットした番組です。

私の最も好きな曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」は、忌野清志郎が率いる4人組バンド

「ザ・タイマーズ」のデビューシングル曲としてカバーされています。

 

ドアーズ「ハートに火をつけて」1967年

ジャズ好きの友人が唯一評価していたロックアルバム。

収録曲の「ジ・エンド」が「地獄の黙示録」で使用されています。

 

ビートルズ「アビイ・ロード」1969年

ビートルズで唯一買ったアルバム。

ドアーズもビートルズもリアルタイムで聴いた事が無く、

本アルバムもカセットテープで所有しています。

 

プラスチック・オノ・バンド「平和を我等に」1969年

若い頃に影響を受けたアメリカン・ニューシネマの人気作で、

荒井由実の曲の題材にもなった「いちご白書」。

クライマックスシーンで印象的に使われた「平和を我等に」がジョン・レノンの

曲だと知ったのは、彼が銃弾を浴びて、永遠の眠りについた後でした。

 

ピンク・フロイド「狂気 The Dark Side of the Moon」1973年

初めて買った洋楽アルバム。

当時アパート住まいで、冒頭の曲が終わらぬうちに、

隣人が目の色を変えて怒鳴り込んで来て、正に「狂気」が狂気を誘発したのでした。

「狂気」以降も「炎 Wish You Were Here」「ザ・ウオール」と傑作アルバムを次々と発表。

若い頃に最も影響を受けたロックグループです。

 

T.REX「イージーアクション」1973年

この曲を聴いてマーク・ポランの虜に。

「ゲット・イット・オン」「20th Century Boy」「チルドレン・オブ・ザ・レボリューション」

「テレグラム・サム 」「メタル・グウルー 」…

29歳で夭折したポランのロック魂は老いることなく永遠に生き続ける。

 

クィーン「キラー・クィーン」1974年

クィーンの存在を知った曲。フレディ・マーキュリーは、マーク・ポランと共に

私のカリスマでしたが、その歌声は悪魔をも魅了してしまったようです。

 

カーペンターズ「トップ・オブ・ザ・ワールド」1973年

アルバイトしていたゲームセンターで頻繁に流れていた曲。

ビリヤードコーナーで働いていた娘に一目惚れして、勇気を振り絞って

告白したのですが、にべもなく振られてしまい、その時の苦い経験を

思い出すたびに、「トップ・オブ・ザ・ワールド」のメロディーが脳裏を

駆け巡るのです。

 

ジーザス・クライスト・スーパースター 1973年

楽曲だけで物語が進行するブロードウェイミュージカル。

兎に角楽曲がすべて良い。

ノーマン・ジェイソン監督によって映画化された作品は革新的で、

もっと評価されてもおかしくない。

 

アバ「アライバル」1977年

学生時代に付き合っていた彼女にプレゼントしたアルバム。

ジャズ好きの村上春樹は小説の中で、アバやイーグルスを「ティーン・エイジャーから

小銭巻き上げるためのゴミのような大量消費音楽。」と小馬鹿にしていますが、

ジャズがそうであるように、アバの音楽も、アバ以外には表現できない

唯一無二の世界観があると思います。

 

 

ケイト・ブッシュ「天使と小悪魔」1978年

ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアがプロデュースしたアルバム。

当時19歳のケイト・ブッシュに魅せられて、PVを集めたレーザーディスクを

購入するぐらい入れ込んでいました。

 

ジュリ―・クルーズ「Floating Into The Night」1989年

デヴィッド・リンチ「ツイン・ピークス」の主題歌「Falling」で知られる

ジュリー・クルーズの浮遊感覚が味わえるドリームポップ。

全曲デビッド・リンチ作品の音楽監督アンジェロ・バダラメンティが作曲、

リンチが作詞しています。

 

ナインインチネイルズ「ザ・ダウンワード・スパイラル」1994年

デビッド・リンチの映画で知ったアーティスト。

人間の本能に息づく暴力性を刺激するサウンドが強烈。

 

私にとって1996年と1997年は豊作だった年で、

最も洋楽を聴いていた時期になります。

ベック「オディレイ」1996年

 

ジャミロクワイ「トラヴェリング・ウィズアウト・ムーヴィング」1996年

 

レディオヘッド「OKコンピューター」1997年

 

ザ・プロディジー「ザ・ファット・オブ・ザ・ランド」1997年

 

ビヨーク「ホモジェニック」1997年

 

最後に買った洋楽が、ナインインチネイルズ「ザ・フラジャイル」1999年

とレディオヘッド「キッドA」2000年で、21世紀に入ってから洋楽を1枚も

買っていなかったことが分かって、我ながら驚きです。

ロックが衰退したのか、私の感性が衰えたのか…

その答えは神のみぞ知る。

 

 


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