昨日、地下鉄御堂筋線の車中でNMBの某メンバーと遭遇しました。
スッピンでマスクをしていましたが、朝の通勤時間帯にはそぐわないラフな格好をしていたのと、
手足の長さが特徴的な少女だったので、難波駅で下車した時に、直ぐにあのメンバーだと察しが
ついたのでした。
常日頃から公演やイベントで間近にファンと接しているだけの事はあって、目が合った瞬間に
心まで射抜くような視線が返って来て、その目力にたじろんでしまった私の姿を見て、ファンで
ある事に気付かれたかもしれません。
彼女たちは24時間アイドル活動しているわけではないので、町中で出会ったときは静かにして
おいてあげるのがファンとしてのマナーだと思い、声を掛けなかったのですが、彼女たちとの
疑似恋愛を夢見る一部の過激な妄想厨は、アイドルとの境界線をお構いなしに越えてしまい、
ストーカー行為や暴力にエスカレートする事件も発生して、「会いに行けるアイドル」の危うさが
再び問題視されています。
アイドルが週刊誌等で恋愛をスクープされると、この手の輩がネガティブキャンペーンをSNSで
展開して、最近では“結婚宣言”の須藤凜々花の例を持ち出すまでもなく、やがて一般人を
巻き込んだ魔女狩りへと発展して行くのですが、本来、ファンと共に夢を追いかけて来たアイドルの
須藤凜々花と、私人として一人の男性を好きになった須藤凜々花とは別人格なはずで、“どちらも
真剣に向き合ってきた”と言う彼女の言葉を信じるなら、結婚してもアイドル活動を続けてほしいと
願うのが、本当のファンではないかと思うのです。(ファンが作ってくれた環境とは言え、選抜総選挙
の入選スピーチで結婚宣言をしてしまったのはやはり問題があって、あの場所ではアイドルとしての
須藤凜々花に徹して、後日SNSでファンだけに私人としてメッセージを発信すべきでした。)
小林よしのりは、今まで一度も恋愛スキャンダルの無い渡辺麻友〈23歳)を聖アイドルとして称賛
していますが、23歳になっても本当に恋愛経験が無ければ生物学的に異常で、23歳になっても
恋愛を許さないファンは人道的に異常なわけで、アイドルに恋愛を認めないファンは、2次元の
アイドルを追い駆けていればいいのです。
人間としての当り前の営みを非難されて、築き上げてきたアイドルの地位をふいにするには、
須藤凜々花は勿体無い逸材です。
毒にも薬にもならぬ週刊誌の他愛無い暴露記事や、度を越えた疑似恋愛厨を排斥するためにも、
ファンは推しメンたちの人権を認めてあげる度量を持つべきではないでしょうか。