淡路島観光その2 淡路牛と生しらす丼 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

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今回の旅行の最大の目的は、御食国(みけつくに)淡路島の新鮮な魚介類や農産物を

堪能することでした。

ネットで評価の高かった、地場で獲れた魚介をその場で焼いて食べる、由良港にある

新島水産と南あわじの淡路牛ステーキハウス・ぐりるエイトを予約しましたが、

どちらも席数の少ない店で、新島水産は満席で予約が取れませんでした。

ぐりるエイトは、福良港近くの下町にあって、夫婦二人で切り盛りされている、

普段着でも訪れることの出来るアットホームな店で、サーロインステーキコースが4,500円と、

値段も手頃な事もあって、若いカップルからご近所のお年寄りまで、幅広い客が

賑やかに集っていました。カウンターとテーブルを合わせて16席の店なので、

11時半の開店時間に予約しておいたのですが、旅館の朝食が消化しきれなくて、

空腹感が一向に訪れず、予約時間を変更しようか、移動中の車内で妻と相談しながら

入店すると、厨房で慌ただしく肉を焼くご主人と、予約で満席のため、何度も飛び込み客

を断わっている奥さんの姿が目に飛び込んで来て、予約時間の変更などとても言葉にできなく

なってしまいました。腹をくくって、暫くメニューと睨めっこしていると、私たちの会話を

聞いていたご主人が、肉の量は何グラムでも可能だと、ありがたい言葉をかけてくれたので、

メニューの量より少なめに用意してもらい、最後まで淡路牛を美味しくいただくことが

出来ました。



             ぐりるエイトのステーキ―コース


難を言えば、注文した肉の焼き加減を聞かれず、塩コショウは客任せ、食べやすいように

一口サイズに切り分けられているので、口の中で肉汁が広がっていく醍醐味に欠けた事ですが、

舌の肥えている方は別として、値段以上の満足を提供してくれる店だと思います。

他にお薦めしたい料理は、道の駅あわじの海鮮館で食べた生しらす丼(850円)で、
生しらすの甘くて口当たりの良い味を初めて知って、都会にいては、食材の持つ

本当の味覚を知る事ができないと、改めて思い知らされる事になりました。


    海鮮館の生しらす丼



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