風評被害 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう



人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

いかに、客観的且つ冷静に事実を伝えるかが
マスコミに課せられた指名であると私は思うのですが、
連日、雑誌の表紙や新聞の一面を飾る原発に関する
不安や恐怖を煽るヒステリックな見出しが、
風評被害を生み出している事は間違いありません。
例えば、ある日の読売新聞の一面記事は、
『福島第一原発 炉心燃料損傷進行か
海水汚染 核分裂物質を検出』の見出しでしたが、
“検出された物質は、健康に影響が出るレベル ではない。
という肝心なことが、記事の中で小さく扱われて見えにくくなっています。
同じ日の原発に関する他の記事には、
『福島原発の周辺 放射線量低下 米観測データ更新』
『燃料プールも真水を注入へ』『2号機制御室点灯』
『水産庁「流通の魚は安全」』等の希望の持てる内容のものが
あるにも拘らず、サブで扱っているのは意図的にしか思えず、
同じ重要度の記事として扱ってもらいたいものです。

因みに本日、東京電力の株が、国有化のうわさ話などの風評被害を受けて、
ストップ安の値を付けています。


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