ヴィクトワールピサが世界制覇! | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

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写真:ロイター


久しぶりの明るいニュースです。

1000万ドルの世界最高賞金(1着600万ドル)の国際G1レースのドバイワールドカップで、

昨年の有馬記念優勝馬 ヴィクトワールピサが日本馬で初めて頂点に立ち、

2着もジャパンカップダート優勝馬トランセンドが入着して、日本馬がワンツーフィニッシュを飾りました。

今まで日本馬が優勝できなかったのは、ダートの馬場で開催されるコースで、

芝が主流の日本競馬界に、世界で通用するダート馬が育ってこなかったからですが、

昨年、馬場がダートからオールウェザーに変更されたことが、勝利の要因になったのでは

ないでしょうか。

今まで競馬場の馬場は、芝とダートで行われてきたのですが、

芝は競争馬の蹄で掘られた馬場に躓いて、馬の骨折や騎手が振り落とされて怪我をするリスクと、

補修するための手間と経費がかかり、ダートは、乾燥すると砂埃が舞い、雨が降ると泥になって

跳ね上がって視界が悪くなるので、こちらも競走中の人馬に危険が伴います。

オールウェザーは、そんな芝とダートが抱える問題点を改善するために、天候に関係なく、

最良の馬場コンディションを維持するために開発された馬の脚にやさしい人工素材で、

世界の競馬界の主流になっています。

但し、オールウェザーが主流になると、コンディションの悪い時に台頭してくる穴馬を見つける

楽しみがなくなるので、一攫千金を夢見るファンにとっては、面白さが半減してしまうかもしれませんね。



ドバイワールドカップ(G1)

3月26日(土) メイダン競馬場 2,000m(オールウェザー) 

北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上
第8レース 21:35(日本時間26:35)発走
賞金総額:US$10,000,000 

1着賞金:US$6,000,000

着順 馬番 ゲート番 馬  名 アルファベット(生産国) 重量 調教師 騎 手 タイム・着差
1 6 6 ヴィクトワールピサ VICTOIRE PISA (JPN) 4 57.0 角居 勝彦(日) M.デムーロ 2:05.94
2 9 9 トランセンド TRANSCEND (JPN) 5 57.0 安田 隆行(日) 藤田 伸二 1/2
3 2 2 モンテロッソ MONTEROSSO (GB) 4 57.0 M.アル・ザルーニ(首) M.バルザローナ 1/4
4 4 4 ケープブランコ CAPE BLANCO (IRE) 4 57.0 A.オブライエン(愛) J.スペンサー 1/4
5 5 5 ジオポンティ GIO PONTI (USA) 6 57.0 C.クレメント(米) R.ドミンゲス 3/4
6 8 8 ジターノエルナンド GITANO HERNANDO (GB) 5 57.0 M.ボッティ(英) J.ムルタ
7 7 7 ムシール MUSIR (AUS) 4 57.0 M.デコック(南ア) C.スミヨン 1/2
8 13 13 ブエナビスタ BUENA VISTA (JPN) 5 55.0 松田 博資(日) R.ムーア 1/2
9 12 12 トワイスオーバー TWICE OVER (GB) 6 57.0 H.セシル(英) T.クウィリー 1 1/4
10 3 3 プリンスビショップ PRINCE BISHOP (IRE) 4 57.0 S.ビン・スルール(首) A.アジュテビ 1/4
11 14 14 ゴールデンソード GOLDEN SWORD (GB) 5 57.0 M.デコック(南ア) K.シーア 2 1/4
12 11 11 リチャーズキッド RICHARD'S KID (USA) 6 57.0 S.シーマー(首) R.マレン 1/2
13 1 1 フライダウン FLY DOWN (USA) 4 57.0 N.ジト(米) J.ルパルー 12
14 10 10 ポエッツボイス POET'S VOICE (GB) 4 57.0 S.ビン・スルール(首) L.デットーリ 1 1/4

※JRAニュースから転載


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