令和6年9月11日(水)  天気  晴れ夜になり一時雨

 

朝から晴れて、

気象台発表の

日中の最高気温は、

35.9度の猛暑日でした。

 

工房内の温度はさらに高く、

37.8度ありました。

 

1mほど離れて置いてる

扇風機から送られてくる風は、

もはや暖かな風でした。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」と

昔から言いますが、

本当にこの暑さ、

いつまで続くのだろうかと、

いささか嫌になってきました。

 

昨日挽終えた皿とカップは、

今日午後になり削りました。

 

というのも、

発泡箱の中に入れて

蓋を閉じて置いたため、

箱のふたを開けて、

固さの状態を見た時は、

まだベタベタしてました。

 

そこで午前中は

箱の中に入れて置き、

午後2時過ぎに、

箱から取り出し、

室内に置いて置きました。

 

箱から出して、

2時間ほど経過した時、

一度固さを見たら、

削りには少し柔らかいため、

さらに1時間様子を見た後、

削り作業を開始しました。

 

皿の削り

 

最初に作ったのが皿だったので、

削りも皿から始めました。

 

皿の削りが終わった後は、

湿台を変えて、

カップの削りを始めました。

 

カップの削り開始

 

湿台の上に伏せて置き、

中心を出します。

 

側面を削る

 

削りに順番はあるのでしょうが

文一窯はその時の気分で、

削り出すことが多いです。

 

ただ底の水平を

出すのを

最初にやられる方が

多いですが、

文一窯の場合、

1個挽きなので、

普段は底の水平を

出すための

削りはしていません。

 

高台を削り出す

 

側面が終わった後は、

高台を削り出します。

 

削り終わり

 

カップの削りが終わりました。

 

畳付きになめし皮を当てる

 

忘れていけないのは、

畳付きの処理です。

この部分を削ったままにして

止めてしまうと、

実際に使用するとき、

テーブルなどに

細かな傷をつける事にもなります。

 

そんな事から、

文一窯は最後に、

なめし皮を当てています。