令和5年7月2日(日)  天気  晴れ

 

朝8時ごろから

晴れだしたわが市。

 

気温もぐんぐん上がり、

最高気温は真夏日の

34度ほどになりました。

 

午前10時ごろには

50%台後半の湿度も、

午後には下がりだし、

3時ごろには45%ほどまで

下がりました。

 

朝9時半ごろに工房に入り、

行った作業は、

ヘタ取り3日目の作業でした。

 

何とか今日中に終わらせて、

明日には漬けないと、

梅自体がだめになってしまいそう。

 

そんなことから、

昨日持ち帰った

自分の穴窯の物には、

一切手をつけずに

ひたすらへた取を行いました。

 

ヘタを取り終えたのは、

午後4時過ぎになってました。

 

今日ヘタを取り除いた

梅の量は約10㎏

近くありそうです。

 

1つの袋では入りきらず

2つの分けました。

 

取り除いた梅のヘタ


途中1時間半の

昼休みはありましたが、

午前10時から始めて、

終了したのは午後4時少し過ぎ

 

これで今年の梅のヘタ取りは

全て終了しました。

 

へた取が終わった後は、

昨日窯出しを終えた後、

持ち帰った自身jの物を

車から出しました。

 

今回穴窯に入れて頂いたのは、

湯呑が5個と、角の皿が4枚、

それと大きな花入れが1つでした。

 

湯呑3個(火表)

 

湯呑3個(火裏)

 

湯呑2個(火表)

 

湯呑2個(火裏)

 

窯の中の位置でいうと、

丁度真ん中あたり。

棚の高さでいうと、

上から2番目の所です。

 

5個とも凄く良く

焼けていました。

 

湯呑としては申し分ない

焼き上がりでした。

 

次に角皿です。

 

角皿1

 

角皿2

 

大きさは焼成後で約15cm弱

ケーキ皿にも、和菓子の皿にも

切り身の魚を盛るにも、

丁度いい大きさになりました。

 

実はこの角皿は

窯詰時にある事を

試験してみました。

 

それは真ん中に入っている

筋です。

 

通常は稲藁を数本置いた上に

丸くした童仙房を置き、

その上に別の物を載せて

焼いてます。

 

今回は

この角皿の上に

文一窯の湯湯呑が

置かれました。

 

丸いのは童仙房の後です。

 

テストしたのは、

筋状のものです。

 

これは通常藁を置いてましたが、

今回は植物山野草の

「とくさ」を置いてみました。

 

藁とはまた一味異なる

線状になってくれました。

 

ただ・・・・・

利用の仕方によっては

面白いかもしれないですが、

皿の上に置くには、

藁の方がより柔らかさが

出てくるような気がしました。

 

花入れです。

 

花入れ(火裏)

 

ぎりぎりになり、

乾燥が間に合わずに

白熱電球を中に入れ

乾燥させた花入れです。

 

この花入れが

焼かれた場所は、

窯の大口の左横に置いてます。

 

一番火が強く

灰のかかるところです。

飛行機の座席に例えるならば、

ファーストクラスになります。

 

と・・・・・・

ここまでは良い出来であり

焼き上がりですが・・・・・

正面を見ると……😿😿😿

 

花入れ(火表)

 

見事な割れです。

 

焼いてる途中でわかっていました。

 

割れたのは、

金曜日の午前2時少し過ぎでした。

 

割れた原因もわかっています。

自分の作り時のチョットしたミスです。

 

実はこの花入れを作っている時に

轆轤で円錐形に挽いた後、

直後に削り、

柔らかいうちに

そのまま細工に入りました。

 

凹ませようとしましたが、

途中で高さの関係で

どうお作業がやりにくい。

そこで上下を逆にしました。

 

作業をしているうちに、

素地自体が柔らかかったため、

真ん中あたりから

折れてきました。

 

その折れに気づき、

慌てて上下逆から、

元に戻した後、

折れた部分を元に戻しました。

 

表面上は戻りましたが、

やはり割れが入ったのだと思います。

 

時間があれば、

細工中折れた時に

壊しやり直したのですが、

今回は時間がなかったので、

壊さずに表面だけを撫でつけて

何とかした次第です。

 

それがこの割れに繋がりました。